第2编中高层建物直结给水施行基准-三原水道部.pdfVIP

第２編 中高層建物直結給水施行基準 第１章 総則 １－１ 目的 この基準は，三原市水道事業施行規程第 3 条第 2 項の規定に基づき，配水管の水圧のみを利用して 建築物の４・５階へ直接給水する場合および給水管の配管途中に設置した直結給水用増圧装置（以下 「増圧装置」という。）を利用して建物へ給水する場合の給水装置の設計及び施工等について必要事項を 定め，適正な運用を確保することを目的とする。 なお，この基準に明記されていないものについては，三原市給水装置設計施工基準（以下「基準」とい う。）によるものとする。 １－２ 用語の定義 この基準における用語の定義は次のとおりである。 １ 直結直圧方式 直結方式の一つで，配水管の水圧のみを利用して直接給水する方式をいう。 ２ 直結増圧方式 直結方式の一つで，給水管の配管途中に設置した増圧装置により給水する方式をいう。 ３ 高置水槽直結直圧方式 受水槽方式で給水している既設建物で，直結給水に切り替えることができない場合に，配水管の水 圧のみを利用して直接高置水槽に貯水し，給水する方式をいう。 ４ 併用方式 一つの建物で，直結直圧方式及び受水槽方式の各給水方式を併用する方式をいう。 ５ 受水槽付加圧ポンプ方式 ポンプ及び給水管・弁類・圧力水槽などの付帯設備をユニット化したものをいう。 給水方式を図式化すると次のようになる。 直 結 直 圧 方 式 直 結 方 式 直 結 増 圧 方 式 給 水 方 式 併 用 方 式 高置水槽直結直圧方式 受 水 槽 方 式 加 圧 ポ ン プ 方 式 2－1 １－３ 適用用件 ( １) 対象区域 直結直圧方式及び直結増圧方式の対象区域は，配水管の最小動水圧がそれぞれ所定の水圧を将来 にわたって継続して確保できる区域とする。 直結直圧方式対象 (1)直結直圧方式の対象区域は，建物の４階までは配水管の最小動水圧が0.30 区域 ＭPa 以上，建物の５階までは配水管の最小動水圧が0.35ＭPa 以上の区域とす る。 (2) 直結増圧方式の対象区域は，近隣建物への影響を考慮して，配水管の最小 動水圧0.30ＭPa 以上の区域とする。 ( ２) 対象建物 対象建物は，住宅専用建物，事務所，店舗等の非住宅建物及び住宅・非住宅が混在する併用建物を 3 問わず本基準を満たす建物とする。ただし，当該建物の計画一日使用水量は，50ｍ 以下とする。 なお，次に掲げる場合は，受水槽方式とする。 １ 水圧が不十分で所要の水圧・水量が得られない建物 高台等の低水圧区域にある建物 ２ 一時に多量の水を使用する建物 学校，公衆浴場，多量の水を使用する製造工場，プールなど水使用が極端に集中する建物及び付近 の給水に支障を及ぼすおそれのある建物 ３ 断水作業の実施が困難な建物 入院又は手術設備のある病院，ホテル等のように常時給水が求められる建物 ４ 配水管の水を汚染するおそれのある建物 クリーニング工場，メッキ工場，有毒薬品を取り扱う化学薬品工場及び印刷工場など，水が配水管に 逆流した場合，重大な水質汚染事故となるおそれのある建物 ５ 常時一定の水量，水圧を必要とする建物 大規模な空調，電気機器などに補給水を常時必要