平均気温降水量日照时间.PDFVIP

元愛防第17-2号 令和元年６月28日 各関係機関・団体長 様 愛媛県病害虫防除所長 病害虫発生予察情報について（送付） このことについて、７月の予察情報を送付します。 病害虫発生予報（７月） 令和元年６月28日 愛 媛 県 １ 気象予報（高松地方気象台） １か月予報 ６月20日発表 (６月22日～７月21日) 〈 １か月の平均気温・降水量・日照時間 〉 平均気温 降水量 日照時間 少40並40多20 低40並40高20 少20並40多40 四国地方 平年並か少ない見込 平年並か低い見込み 平年並か多い み 〈 予報のポイント 〉 前線の影響を受けやすく、向こう１か月の降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少ない見込 みです。期間のはじめを中心に冷たい気流の影響を受けやすいため、向こう１か月の気温は平年並か 低い見込みです。 ２ 病害虫の発生予想 水 稲 (1) いもち病（普通期栽培：葉いもち、早期栽培：葉いもち・穂いもち） ア 予報の内容 発生量：並～やや多 イ 予報の根拠 (ｱ) 育苗期における苗いもちの発生を一部で確認している。 (ｲ) ６月中旬の早期水稲では、定点以外の圃場で葉いもちの発生を確認している。 (ｳ) ６月１日～６月23日までのBLASTAMによる葉いもち感染好適条件は県内（15地点）の複数 地点で認められ、出現日が３日の地点が認められるが、昨年の同時期と同様の傾向である（病害 虫防除所ホームページ掲載データを参照）。 (ｴ) 気象予報では、気温は平年並か低い、降水量は平年並か多い、日照時間は平年並か少ないとさ れており発病に助長的である。 ウ 防除上の注意 (ｱ) 葉いもちの発生は、梅雨期の降雨状況により増加するので常発地では特に注意する。 (ｲ) 窒素質肥料の過用は避ける。 (ｳ) 置き苗は葉いもちの発生源になるので、補植後は速やかに除去する。 (ｴ) 常発地では葉いもち確認後、治療効果のある薬剤で防除を行い蔓延防止に努める。 (ｵ) 早期栽培では、穂いもちの発生を防ぐため出穂期の基幹防除を必ず行う。 (2) 紋枯病 ア 予報の内容 発生量：並 イ 予報の根拠 (ｱ) ６月中旬の早期水稲の調査では、発生を確認していない。 (ｲ) 昨年は早期及び普通期栽培ともにやや多の発生であったことから圃場の菌密度（菌核）は高い と考えられる