教科書における形成的評価学習の有効性.doc

算数科教科書に形成的な評価を取り入れた学習の有効性 林 宜臻 E-mail ﹕jen@.tw .tw/study/math/jen/ 國立教育研究院　　研究課 論文要旨 現在、の学力をして学力低下が、学習論理がな、学習指導改善を打ち出すことができない学習指導の目的はあくまでも一人ひとりに学力をである学力低下を担当教員だけの責任にすることには問題がある。このような問題点を解決する学習指導の論理が必要になってくる。形成的評価は学習指導のを提供する理論である。。「形成的評価学習」を本研究では、以下のような方法で「形成的評価」とは何か機能について文献を現在のにおいて一般的に行われている形成的な評価活動を考察していくで、を引き出すための形成的評価プロセスを設定をもとに検討。立場から子どもの認識を変革?発展させる契機として授業を構成していくことが大切ことを主張した。実験の結果、ことを示しの結果、「指導と評価の一体化」は妥当である結論。謝 辞 本研究にあたっては、学内外を問わず、お忙しいなか多くの先生方、友人から、実にたくさんのを不可能でした。ここにお礼を申し上げるとともに、謝の意を表します。複雑多岐にわたる諸問題との格闘に苦しみ続けた私に、適切な研究遂行に向けての光明を与えて下さったに謝意を表明し忍耐強くお教え有益な御助言や御示唆をいただき、研究を更に発展させることができました。そして、折にふれてご自分のご著書を提供して下さり、数多くの貴重なご体験も聞かせて下さったに謝意を表。研究の方向性、幾度も親身に相談に乗って下さったことに改めて感謝。、日ごろから、明るく私を元気づけて下さったことに心から感謝する次第で。から直接に伺ったの体験談いただいた豊富な資料は、の実際の状態を把握するのに非常に役立つものあた。ここに改めて、謝意を表明したい。224名保護者からは、一面識もない外国人の意識調査表に意見や感想?お忙しい中、倉庫の奥の方からを探し出し、に御礼申し上げます。御協力がなければ、に多大なご尽力をいただいたに深く感謝致します。校長先生激励との支えがなければこの研究がこうして形になることはなかったかもしれません。を温かく迎えて頂いたに深く感謝致します。に入りたての頃から、今回のへの機会を与えて頂いたに心より感謝すると共にお礼申し上げます。父亡き後、私を大学院にまで進学させてくれた母に、心から感謝し。の理解なくして、私はここまで研究を続けることはできなかった。最後に、この間のの間、共に友情を深めあったの皆さん、とても楽しく充実した日々を送る事ができました。から学んだものを、どのようにの学校に皆様、本当にありがとうございました。論文要旨 I 謝 辞 II 目　録 V 表目録 VII 図目録 VIII 図表目録 IX 付録目録 X 序章　研究の背景と目的 1 第一節　研究の背景 1 一、学力観の転換 1 二、学力モデルの考察 4 （一）広岡モデル、勝田モデル及び中原モデル 4 （二）構成主義と問題解決 9 （三）学力モデルからの示唆 16 第二節　研究の目的と方法 22 第二章　形成的評価を取り入れた学習 25 第一節　形成的評価の意義 25 一、形成的評価の意味 25 二、形成的評価の意義 25 第二節　形成的評価の必要性 27 一、Ｋ君の事例の考察 28 二、意識調査の考察 33 第三章　算数学習における形成的評価学習 51 第一節　算数学習における形成的評価学習の有効性 51 一、かけ算の検証授業の考察 51 二、拡大図.縮図の予備検証授業の考察 67 第二節　形成的評価を取り入れた学習のプロセス 80 一、数学的な素材の問題解決化 81 二、「関係を見抜く活動」の設定による概念作り 82 三、根拠への問いかけによる反省的思考の促進 83 四、個人思考の言語化から班討論、学級討論へのプロセス 84 第四章　検証授業 89 第一節　研究方法 89 一、対象 89 二、材料 89 三、実施期日 91 第二節　結果と考察 92 一、拡大図、縮図の概念の学習効果 92 二、拡大図、縮図弁別の理由説明 95 三、縮図、拡大図の作図比較 96 四、学習過程の反応 98 第三節　討論 104 一、拡大図、縮図概念の学習効果 104 二、拡大図、縮図概念の完備性 105 三、縮図、拡大図作りの効果 105 四、概念の獲得に役に立つ要素 105 終章　結論 107 第一節　研究の成果と課題 107 第二節　算数学習改善への示唆 109 参考文献 115 一、邦文文献 115 二、中文文献 126 三、欧文文献 127 付　　録 129 表目録 表1：船越氏らのモデル 15 表2：Ｋ君の3位数のひき算の学習記録─学習の前に 29