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穴あけ作業（合并） 穴あけ作業刘娟 穴あけ作業JP 　（1）ドリルの摩耗は推力（押し込むための力）の増加で判断する。機械送りのため抵抗の大きさがよく分 　　　からないときは、穴あけされた面の荒れと切りくずの出方で判断する。 　（2）ドリルは先端シンニング部分と、切刃の肩の部分が一番摩耗しやすいから、取り外してこの部分を見 　　　れば摩耗状態は判断できる。 　（3）ドリルの再研摩は機械とぎが好ましいが、手とぎの場合は特に左右の切刃のバランスに注意するこ 　　　と。これは切りくずの出方からも判断できる。 　穴あけとは機械部品などにきり（ドリル）を使用して丸い穴をあける作業である。機械部品にはボルトを通 して締付けるための穴とか、ねじ切りをするための下穴とか、穴を必要とする箇所が非常に多い。一般には ボール盤を使用しドリルに回転運動を与えて加工するが、回転運動を与える動力源として、手でハンドルを 回すもの、圧縮空気を使って羽根車を回すもの、電力でモータを回すものがある。このうち工場で使用され るものはほとんど電力によるものである。 １．　ボール盤 １．１　電気ドリル（電気ボール） 　電気ドリルは図５－１に示したような構造のもので、軽合金のケースの中に小型モータを内蔵し、電源か らコードを引いてモータを回転させ、ドリルを回す仕組みになっている。電源スイッチは握りの部分に取り付 　　　交叉孔作业时，应先加工大的孔。一旦用钻头从后面钻小孔钻到与大直径孔相通的地方， 　　在钻头钻入加工件之前、必须非常注意地加工。在孔的交叉偏离中心线的时候，如果不特别 　　注意这一点、钻头就会打滑、折损。 けられ、柄を右手でスイッチ引き金と一緒に握り、引き金をひけばスイッチが入る。ドリルの回転数は一定 である。電気ドリルは電源さえあればどこにでも簡単に移動し、加工できるので便利であるが、本体自身が 小さいので大径の穴あけはできない。 　電気ドリルを使用するときは右手で柄の部分をしっかり握り、左手は本体下部を支えるようにし、ドリルを 回転させ、穴あけ箇所に静かに当てるようにする。最初から工作物に強く押し付けると、ドリルの振れで工 作物面をすべったり、ドリルが折損したりして危険である。ある程度ドリルが工作物内にくい込んでから、力 を加えて押し付けるようにする。このときに力を入れすぎると握り部分が左右に振れ、ドリルを折る危険があ る。穴あけ軸心に対し一直線になるよう押し込んでいくことが大切である。 　電気ドリルには図５－１の片手操作の小型軽量のものの他に握り部分がドリル軸に対し丁字形になってい て、両手で柄の部分を握ってドリルを押し付ける形式のものがある。本体も大きく、ドリルを押さえ込む力も 大きくとれるのでやや大径の穴あけもできる。 　普通片手扱いの電気ドリルでドリル径は８㎜位までのものが多く、最大でも１３㎜位までである。（木工用 の場合を除く）両手扱いの場合は２０㎜位までの穴あけが可能であるが、通常１２～１５位の穴あけ作業が 多い。 １．２　卓上ボール盤 　作業台上に取り付けて使用する小型のボール盤で直立ボール盤の一種である。モータの回転は、プー リーを介して主軸を回転させる。主軸端面に取り付けたドリルチャックにドリルを取り付ける。回転数の変換 はプーリーケースの中のベルトの変換で行い普通高速、中速、低速の３段位のものが多い。（図5-2参照） 　工作物はテーブル上に固定し、ハンドル操作でドリルを下げ穴あけ加工を行う。テーブルはコラム（柱）面 をしゅう動し任意の位置で固定できる。工作物の高低、ドリルの長短により加減する。 小型の機械でモータは１/４馬力（２００Ｗ程度）位のものが多く、ドリル径の大きなものの加工はできない。 穴の深さも主軸の上下移動距離が小さいのであまり深い穴の加工は困難である。ドリルの直径で１２～１３ ㎜位、穴の深さで２０㎜位までが加工の限度である。小径のドリルを多く使用する関係で回転数は高い方 で大体２５００rpm位である。 １．３　直立ボール盤 リルはシャンクの形状によってストレートシャンクドリル、とテーパシャンクドリルに分けられる。またみぞ 軸頭から構成されている。動力伝達と主軸変速の方式により、段者式と歯車式とがあるが最近はほとんど 　工作物はテーブル上において加工するが、ドリルの切削力で工作物が回される恐れがあるから回りとめ が必要である。またドリルが工作物を貫通すると、ドリルのねじれ角により工作物が浮き上がり、回り止め から外れて押えている手を傷つける危険もある。テーブルにねじで締付けて加工するか、十分重量のある 機械万力で工作物をくわえさらに回り止めと併用するよう注意が必要である。 歯車式である。いずれも機械送りと手送りが可能である