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「文化財」と国民の受容
132015 菅沼明正
目次
序論
問題意識
仮説
研究手法
研究対象
先行研究の批判と本研究の意義
本論
1章 戦後と「文化財」
1?1 戦火に残る「文化財」
1?2 ナショナル?アイデンティティと「文化財」
1?3 共産党系知識人及びマルクス主義歴史学者と「文化財」
2章 「文化財」と「愛護」
2?1 国民の文化財観賞と破壊
2?2 戦後教育と「文化財」の活用
2?3 「文化財」を愛護する主体の形成
結論
今後の見通し
序論
問題意識
文化財を批判的に研究する姿勢は1990年代の国民国家論によってもたらされた。その中でも1991年に書かれた歴史学者の高木博志の「近代天皇制の文化史的統合?立憲国家形成期の文化財保護行政」は、今日の文化財保護法の根幹に位置する国宝が天皇制イデオロギーと結びついた形で明治期に創造されたことを立証し、文化財は明治期以降日本人のアイデンティティの中核であったことを世間に打ち出した。今日では、文化財は明治期より日本人のアイデンティティの中核であったことは通説となっている。
本研究はこの通説に対して異議を申し立てている。明治期における文化財に関する論調を『太陽』『中央公論』『日本及日本人』の主要総合雑誌、美術関係雑誌、建築雑誌などの論調を調査したが、明治期より文化財が日本人のアイデンティティの中核となっているという痕跡は見あたらなかった。このため、筆者は、文化財が日本人のアイデンティティとなるのは戦後だったのではないか、と考え研究を進めてきた。
1950年の文化財保護法は従来存在していた国宝、史蹟名勝天然記念物を総括して文化財とし、国民的財産とした。つまり、従来の国宝、史蹟名勝天然記念物、1950年に新たに保護の対象となった無形文化財を含めた文化財を日本人のアイデンティティの基盤とした、と言えるであろう。その意味において、現在文化財保護法において指定されている文化財をまとめて、保護すべき重要なものである、と説明することは容易なことである。たとえば、この種の論調として歴史学者の段木一行は次のように述べている。
「文化財とは歴史的?文化的所産であって、他のものをもってかえることのできない重厚味を秘めている。このことはそれぞれの民族が、それぞれの歴史の中で創造し、育んで来た確かな証であり、他の民族がけっして侵してはならない性質のものである。それは民族の尊厳そのものであって、崇高にして尊重されなければならない。」
文化財は、歴史の中で創造され育まれてきたものであり、民族、つまり日本人、の尊厳そのものであるから崇高にして尊重されるものである、という主張である。マスメディアによる多くの報道や研究、主に考古学や文化財保護行政学などの文化財を肯定的に捉えているもの、が依拠しているのも、このような論調であると考えられる。確かに、現存している文化財は歴史の中で創造され今日まで残ってきた。しかし、それのみの理由で文化財が日本人の尊厳そのもの、アイデンティティの基盤であると言ってよいのであろうか。たとえば、法隆寺夢殿の救世観音像は、1884年の明治政府のフェノロサらによる宝物調査以前、宗教的な理由で秘蔵されてきたために残ってきたのである。
勿論、1950年当時、多くの人々が文化財は日本人の尊厳そのものであると認識していたのならば問題はないのかもしれない。だが、事実はそうではない。1966年の総理府による文化財に関する世論調査では、代表的な文化財の中から親しまれていると思われている52件の文化財を選んで名前を3000人の調査対象者に見せるというものであるが、実際に行って見たことがあると回答した割合が15%、見たときの印象が残っていると回答した割合が7%と極めて低い結果が出ている。つまり、代表的な文化財でさえも見た印象が残っている人々が少ないのであるから、文化財は日本人の尊厳そのものであると認識しているという人々は極めて少数であったことが考えられる。
より問題の本質を明確にするならば、文化財は、多くの人々にとって日本人のアイデンティティの基盤と認識されていなかったのにも関わらず、文化財保護法によって国民的財産、つまり日本人のアイデンティティとされ、その後に国民一般が「文化財は保護すべき重要なものである」と語るように何らかの働きが生じることにより、文化財は日本人のアイデンティティの基盤であるという論調が支配的なものとなったのではないか、ということである。
本研究はベネディクト?アンダーソンの『想像の共同体』の方法論を応用し、文化財とはイメージとして心の中に想像されるものだと定義している。文化財は、決してナショナル?アイデンティティである必然性はなく、ナショナル?アイデンティティ
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