トラス橋の解析手順 - eerc.co.jp.pdfVIP

トラス橋の解析手順 ダウンロードした解析例のデータを用いて，トラス橋（3径間連続上路式トラス橋）の解 析ができます．その手順を，これから示していきます． １．死荷重解析（静的解析）の実行 ① メイン画面からプリプロセッサをクリックして EERC/Fiber を起動し，解析例のデータ のファイル（truss3s.fem）を読み込む．このデータは，修正する必要がなく，そのま ま解析できる． ② 解析条件→静的解析→コントロールをクリック． 1 ③ 「解析データを保存して閉じる」をクリックし，プログラムを終了する． ④ メイン画面から，ソルバー→ソルバー実行をクリックすると，解析がスタートする． ⑤ 解析が終了したら，Enter を押してコマンドプロンプト画面を閉じる． その後，ポストプロセッサ→ポストプロセッサ実行をクリックする． 2 ⑥ ポストを起動したら，結果表示→図をクリックする． ⑦ 支間中央の変位を確認してみよう． 「抽出」をクリックし，節点番号300900 を抽出する． ⑧ 結果表示→グラフをクリックする． 3 ⑨ 死荷重時支間中央鉛直変位は以下の通りである． ⑩ 死荷重の変形図を見てみよう． 「抽出」をクリックし，ステップ10 を抽出する． ⑪ 変形倍率 100 倍時の変形図は以下の通りである． 図の中でカーソルをドラッグアンドドロップして図をアクティブにし，Enter すること で側面図へ切り替えができる． ドラッグアンドドロップは 点線内であればどこでも可 4 ２．固有振動解析（固有値解析）の実行 ① メイン画面からプリプロセッサをクリックして EERC/Fiber を起動し，ファイル (truss3m.fem)を読み込む． ② 解析条件→固有値解析をクリック． ③ 「解析データを保存して閉じる」をクリックし，プログラムを終了する． 5 ④ メイン画面から，ソルバー→ソルバー実行をクリックする． ⑤ 解析が終了したら，Enter を押してコマンドプロンプト画面を閉じる． その後，ポストプロセッサ→ポストプロセッサ実行をクリックする． ⑥ ポストを起動したら，結果表示→リストをクリックする． 6 ⑦ 固有振動解析の結果を確認してみよう． ⑧ モード図を確認してみよう． 結果表示→図をクリックする． ⑨ モード１のモード図は以下のとおりである． 7 ３．地震応答解析（動的解析）の実行 ① メイン画面からプリプロセッサをクリックして EERC/Fiber を起動し，ファイル （truss3d.fem）を読み込む． （注意）この解析の前に死荷重解析を終わらしておくこと． ② 解析条件→動的解析をクリック． ③ 「解析データを保存して閉じる」をクリックし，プログラムを終了する． 8 ④ メイン画面から，ソルバー→ソルバー実行をクリックする． ⑤ 解析が終了したら，Enter を押してコマンドプロンプト画面を閉じる． その後，ポストプロセッサ→ポストプロセッサ実行をクリックする． ⑥ ポストを起動したら，結果表示→図をクリックする．