ⅲ生産管理-nifty.pptVIP

経営管理論⑤ (3)生産性の向上(continued) ③労働生産性の向上 工数 　　＝正味作業時間÷正味作業時間比率 労働生産性向上（＝工数低下）への取り組み 　(a)正味作業時間の短縮 　(b)正味作業時間比率の向上 (3)生産性の向上(continued) ④具体的な方略 ＩＥ（Industrial Engineering)に基づく正味 作業時間の短縮や段取り替えの短縮 工程の見直しによる省人化、歩留まりの　　　改善　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など ５．プロセス管理(1)プロセス管理の目的 定められた品質、原価を維持しながら、 　　(a)納期遵守 　　(b)必要な生産量の確保 を達成すること 　 (→スケジュール管理) (2)納期までの時間と生産方式 ①見込み生産 顧客が店頭ですぐ買いたい製品の場合に行う 納期に直接的に影響するのは、店頭（流通）に(過)不足なく製品在庫を備えているかどうか ②受注生産 顧客からの発注があってから、生産を開始する場合に行う 納期に直接的に影響するのは、リードタイム（生産に要する期間）の長さ (3)在庫のメリット?デメリット ①在庫を積み増すメリット 需要変動の吸収 生産の不確定要因を吸収 ②在庫を積み増すデメリット 陳腐化の危険←商品需要の短命化 保管費用がかさむ ムダの発見が難しくなる (4)プロセス管理の要素 ①生産計画 (a)日程計画(大日程／中日程／小日程） (b)工数計画＝生産負荷と生産能力の調整 (c)調達計画（資材?人員?設備等） (d)作業分配 ②生産統制 (5)資材調達計画 ○課題 　? 日程計画からの乖離（変化）への対応 　? 計画（計算）に要するコストと利便性のバランス (6)生産能力 生産負荷に対して過小な生産能力 　　→納期遅れ（→顧客からの評価低下） 生産負荷に対して過大な生産能力 　　→（設備）生産性の低下→コストアップ 良品率（＝１－不良率）も生産能力に影響を与える→品質管理の重要性 (7)プロセス管理のための改善 ①生産部門内部での改善 工程改善によるリードタイムの短縮 ボトルネック工程を中心とした対応（cf. ＴＯＣ） ②関連部門／業者を含めた改善 ＳＣＭ(Supply Chain Management) 　 ＝情報の共有を通じてサプライ?チェーン全体の　 統合?最適化を図ろうとするマネジメント (7)プロセス管理のための改善(continued) ②関連部門／業者を含めた改善(continued) ? サプライ?チェーン＝原材料の調達から　　最終消費者までの一連の業務の連鎖 ○ＳＣＭの主な狙い (a)顧客ニーズへの迅速な対応 (b)在庫の最適化?調達の適正化を通じた　コスト低減 ６．フレキシビリティの追求(1)フレキシビリティの捉え方 フレキシビリティ（柔軟性／融通性／弾力性）　 ＝複数の状態（変化／多様性）へ適応する　 能力 フレキシビリティの捉え方 ＝何が変化（多様化）して、何がどのくらい　 影響を受けたか（⊿Ｐ／⊿Ｘ） (2)大量生産方式とフレキシビリティ ①大量生産方式とは 部品の互換性を確保し、専用工作機械を連ねた加工プロセスによって、同一の製品を大量に繰り返し製造することで、低コストでの生産を達成しようとする生産方式 しばしば、移動組み立て方式(ベルト?コンベアライン）が採用される (2)大量生産方式とフレキシビリティ(continued) ②大量生産方式の前提 大量消費（需要の均質性?継続性）が前提 　→フレキシビリティを犠牲にすることで低コストを実現 需要が多様化?短期化している（→フレキシビリティが重要性を増している）現在では、何らかの工夫や方向転換が必要 (3)製品の多様化とフレキシビリティ (3)製品の多様化とフレキシビリティ(continued) * (小)日程計画 生産性 原材料在庫 発注残 発注計画 仕掛品在庫 汎用的 資源 製品特殊的 資源 製品特殊的 資源 製品特殊的 資源 切り替え 製品Ｘ へ対応 製品Ｙ へ対応 製品Ｚ へ対応 ①基本構造 部品フレキシビリティ （部品共通化） 工程フレキシビリティ （工程汎用化） 製品多様化の インパクト吸収 設備投資コスト 等の節約 ②二つの方向性 複数の異なる製品で同一の部品を使用 複数の異なる製品を同一の工程で生産 資本生産性もアップする あとで述べる納期も改善される可能性大 工数：美容院の例 1/2000→1/200 例えばベルトコンベアで動いている、作業待ちの時間 ＩＥの主な手法 　＝工程分析、連合作業分析、要素作業分析、動作分析など 省人化には負