地方独立行政法人川崎町立病院年度計画.docVIP

地方独立行政法人川崎町立病院平成２３年度年度計画 第１　住民に対して提供するサービスその他業務の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置 １、診療事業 （１）救急医療体制の維持 地域医療に貢献するため、田川地区病院群輪番制による二次救急医療体制の維持に努める。 （２）患者に満足される医療の提供 患者が医療の内容を理解し、治療の選択を患者自身が決定できるよ 　　　　うにするため、医療従事者による説明、相談体制の充実に努める。 (３) 地域医療機関との連携?強化 　　　地域の医療機関との役割分担の明確化と連携の強化に努める。また、 　　地域の診療所の医師と共同で開放型病床などの将来の設置に向け検討するように努める。 （４）質の高い医療の提供 ①　質の高い医療の提供のため地域医療支援病院、がん診療連携拠点病院等の地域の中核病院等との連携の強化及び機能分担に努める。 ②　高度医療機器の計画的な更新?整備 　　医療機能向上のため、必要な高度医療機器の更新する。 ③　長期療養者のQOLを高める。 療養病床入院患者、一般病床入院患者でリハビリなどによる長期入院患者の早期退院に向け、チーム医療でそのQOLを高めることに努める。 ２、医療スタッフの確保、専門性及び医療技術の向上 （１）医療スタッフの確保 ア　医師の人材確保 医療水準を向上させるため、県内の医学部を設置する大学及び福岡県との連携を強化し、優秀な医師の確保に努める。 イ　看護師及び医療技術職員の人材確保 福岡県立大学をはじめとする関係教育機関との連携を強化し、優れた看護師及び医療技術職員の確保に努める。 ウ　育児支援等による人材確保 女性の医師?看護師等の育児への負担軽減と業務の両立ができる適切な施策を検討する。 医療職の増員計画 区　　分 平成22年度見込 平成23年度目標 医師の増員 人 人 看護師の増員 ３人 ３人 その他職員の増員 ２人 人 （２）専門性及び医療技術の向上 患者及びその家族に接する機会の多い看護職の専門性を向上させ、水準の高い看護を提供するため、積極的に研修の支援を行う。また、医療技術職についても各部門の専門性に応じた研修の支援を行う。 区　　分 平成22年度見込 平成23年度目標 専門研修会への参加 ６回 ６回 （３）より安心で信頼できる医療の提供 ①　医療安全対策の徹底 ア　住民に信頼される良質な医療を提供するため、医療安全推進委員会においてインシデント?アクシデントに関する情報の収集に努め、医療安全対策を徹底する。 イ　患者、家族等の安全や病院職員の健康の確保のため、院内感染対策委員会において、感染源や感染経路などに応じた適切な院内感染予防策を実施するなど院内感染対策の充実を図る。 ウ　医薬品を安全に使用することができるよう教育、研修を実施し 　職員個々の知識及び安全意識の向上を図る。 エ　医療機器に携わる従事者は、安全に使用することができるよう 　研修を行い知識及び安全意識の向上を図る。 区　　分 平成22年度見込 平成23年度目標 医療安全推進委員会 １２回 １２回 ②　科学的な根拠に基づく医療の推進 客観的な根拠に基づき、個々の患者に最適な医療を選択し、より質の高い医療を提供するため、科学的な根拠に基づく医療を推進する。 ③　法令?行動規範の遵守 町立病院としての使命を果たすため、医療法をはじめとする関係法令を遵守することはもとより、内部規定の策定?チェック等を通じて、役職員の行動規範と医療倫理を確立する。 個人情報保護及び情報公開に関しては、川崎町個人情報保護条例及び川崎町情報公開条例の趣旨を尊重し、町の機関に準じて適切に対応することとし、カルテ（診療録）などの個人情報の保護並びに患者及びその家族への情報開示を適切に行う。 ３、患者サービスの向上 （１）診療待ち時間の改善等 ①　待ち時間の実態調査を踏まえ、患者のニーズを把握した上で改善をおこなう。 ②　予約診療等の検討を行い、診療待ち時間の改善を図る。 ③　検査機器の稼働率の向上により検査待ちの改善を図る。 （２）ボランティアとの協働によるサービス向上 地域におけるボランティア活動と連携協力し、患者サービス向上のため、ボランティアの受け入れに努める。 （３）職員の接遇向上 患者に選ばれる病院、患者が満足する病院であり続けるため、接遇研修により病院全体の接遇マナーの向上に努める。 ４、町の医療施策推進における役割の発揮 （１）町の保健?福祉行政との連携 町民の健康増進を図るため、予防医学推進の観点から町の機関と連携?協力して一般健診、特定健診等の各種健康診断を実施する。 （２）災害時にお