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* * * * * * いま、ある平均値を出したと同じような条件で同じような例数の集団を用いて、何回も同じような 実験を行うと，いくつかの平均値が出る。それらの平均値のばらつきの程度を示すものである。 基本統計量 Ｐ．１３３ とにかくデータがあったらまず基本統計量 分布の位置、ばらつき、形を知ろう 基本統計量 名義尺度 　度数、比率（割合）、最頻度値 連続尺度（間隔尺度、比例尺度） 　平均値、中央値、最頻度値、範囲、分位点、 　分散、標準偏差、変動係数、標準誤差 　歪度、尖度 ばらつき 順序尺度 　度数、比率（割合）、最頻度値、中央値、範囲 最頻度値(Mode) 度数が最も大きいデータ値 離散型?棒グラフ（名義?順序） 水準 度数 Ａ　　　ＡＢ　　　Ｂ　　　　Ｏ P.27 ヒストグラム（連続） 区間 度数 平均(Mean) ケース　　データ値 １　　　　　５ ２　　　　　７ ３　　　　　３ ４　　　　３７ ５　　　　　８ ★　デ－タの中に極端な値がある場合は、その値に大きく影響される 歪度＞０ 歪度＜０ 中央値?分位点 小 大 中央値 四分位点　７５％ 四分位点　２５％ 最大値 最小値 Q１ 中央値はどれか ３ ９ ２ ７ ５ 歪度 　　　　　 右方向に裾をひく分布 左方向に裾をひく分布 歪度＞０ 歪度＜０ 歪度＝０ 尖度＞０ 尖度＝０ （正規分布） 尖度＜０ 尖度 尖度　　３．５ 歪度　　－２．４ 　　の分布の形は？ Q４ ばらつき Ａグループ Ｂグループ どちらのばらつきが大きいの？ 主に比較に使う ばらつき（分散?標準偏差）を計算する 偏差 平均値 分散 Ｖ＝ ばらつき（分散?標準偏差）を計算する 偏差 平均値 分散 Ｖ＝ 不偏分散 Ｖ＝ × ばらつき 分散 標準偏差＝ 変動係数＝ 標準誤差＝ 変動係数　(データの単位に影響を受けないばらつき） （例）　成人女子の体重と10歳の女子の体重のばらつきの比較 　　　 　　　　　　　　　　　　　　平均値　　標準偏差 　　　　　成人女子　　　　51.1kg 5.0kg 　　　　　10歳女子　　　 26.5kg 3.7kg 　　　体重のばらつきは、成人女子が10歳女子より大きい？ 　　　　※成人では、10歳より体重が2倍も重い！ 　　　　　もし同じ体重であったらどうだろうか。 　　　　　　　　成人女子の変動係数＝5.0÷51.1×100＝9.7（％） 　 　 　　　10歳女子の変動係数＝3.7÷26.5×100＝13.9（％） 　　　10歳の方がばらつきの程度が大きい！ ●比較する2つの集団の単位は同じであるが、平均値が極めて違う時。 ●比較する2つの集団の性質が違う時。 　　（例）　身長と体重の比較　など 標準誤差(Standard Error) 平均値のばらつきの程度を示す。 集団 実験１ 実験５ 実験４ 実験３ 実験２ 平均値 平均値 平均値 平均値 平均値 平均値（をデータとした）のばらつき 標準誤差 * 　診断や治療を，長年の経験則に頼らず， 科学的根拠に裏付けされた事実に基づいて判断する。 科学的根拠（エビデンス）に基づいたケアを目指す， という新しい動きは これまでの患者中心の看護の裏付けをするものとして， また看護技術の標準化?適正化や， 時代要請として医療経済を考える上での指針となる 。 * * 母平均は標本平均でそのまま推測できるが、標準偏差は標本集団の値そのままでは、母集団の値が推測できない。 標準偏差は平方和というバラツキの合計を、そのバラツキの原因の数（自由度）で割る。例数ではなくて、例数から１を引いた値で割る。 自由度とは：平均を60にするためには、全部のデータのうち、１個だけは勝手にばらつけなくて、値が決められる。残りは自由。よって、例数－１が自由度となる。 * * * * * * * * * 　診断や治療を，長年の経験則に頼らず， 科学的根拠に裏付けされた事実に基づいて判断する。 科学的根拠（エビデンス）に基づいたケアを目指す， という新しい動きは これまでの患者中心の看護の裏付けをするものとして， また看護技術の標準化?適正化や， 時代要請として医療経済を考える上での指針となる 。 * * 母平均は標本平均でそのまま推測できるが、標準偏差は標本集団の値そのままでは、母集団の値が推測できない。 標準偏差は平方和というバラツキの合計を、そのバラツキの原因の数（自由度）で割る。例数ではなくて、例数から１を引いた値で割る。 自由度とは：平均を60にするため