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１　単元名　　　命とくらしをささえる水　～わたしたちの飲む水の安全性を考えよう～ ２　単元の指導 （１）目標 ?自分たちの使う水が届くまでの経路に関心をもち、見学や調査活動を通して飲料水が安全かどうか意欲的に調べようとする。　　　　　　　　　　【社会的事象への関心?意欲?態度】 ?より安全な飲料水を確保するために自分たちにできることがないか、考えることができる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【社会的な思考?判断?表現】 ?飲料水の確保にかかわる施設や設備を調べたり、地図、統計などの資料を活用したりして、必要な情報を集めることができる。 　　　　【観察?資料活用の技能】 ?地域の人々の住みよいくらしを支えるために、飲料水の安全を守ることや確保が組織的計画的に行われていることがわかる。　 　　　　【社会的事象についての知識?理解】 （２）指導計画（全１６時間　社会１３時間?総合的な学習の時間３時間） 小見出しと時間 学習の概要とねらい 学校の水道の水で、何か気づくことはないだろうか。 （２時間）本時２／２ 第１時では、家で水道水だけを使用しているのか、それとも買った水や浄水器をつけて水道水を利用しているのかの聞き取りをもとに、なぜ水道水をそのまま使用していない家があるのか疑問をもつ。 第２時では，学校内のいろいろな場所の水道水について、味?におい?色?ごみ等を調べてみることで、水道水の安全性について興味をもつ。 味?におい?色などの他に、自分たちで調べる方法はないだろうか。 （総合３時間） 第３時～第５時では、水道内のごみに着目し、朝?昼?放課後の水道水を採取し、小さいごみがないかについて一定の時間置いて調べる。また、白い布を１週間水道の蛇口に巻いておいて、変化があるか調べた結果から、水道水は安全かどうか考える。 学校の蛇口から出る水道水は、学校のどこからやってくるのだろうか。　　　　　　（３時間） 第６時では、校舎内の水道水はどこから来ているのかを考え、水がためられている貯水槽の中を自分の目で確かめることで、安全かどうか考える。 第７時では、貯水槽の水は検査されているのか、されているのならば結果はどうなのか、知っている人から聞き出すことで、学校の水道水の安全性について考える。 第８時では、第２時で調べた水道水のよごれは、どうしておこったのかを考え、しばらく使っていない水道水を使う時には、どのようにすればよいのかを考える。 学校に送られてくる水道水の経路を探索しよう。　（１時間） 第９時では、市の水道部の人に教えてもらった本管から学校までの水道の経路を実際に歩いてみることで、水道がどこからつながっているのか興味をもつ。 取水池を見学し、取水池の水の様子や周りの様子を調べよう。 　（３時間） 第１０時～第１２時では，浄水場で使われる水の取水池を調べ、取水池ではどのようにして取水されているのか、周りの様子について詳しく観察することができる。取水池の水と水道水を比べて、浄水場ではどのように水をきれいにしているのか興味をもつ。 浄水場までさかのぼり、安全な水道水をどのようにして作り出しているのかを調べよう。 　　　　　　　　　　　　（３時間） 第１３時～第１５時では、浄水場を見学し、着水井?沈殿池?ろ過池と工程が進むにつれて水がきれいになっていく様子を実際に見たり、実験をさせてもらったりすることで意欲的に調べることができる。また、見学を通して水道水の安全性に心がけていることに気づく。 私たちにできることは何か、地域ぐるみでしなければならないことはないか考えよう。 　　　　 （１時間） 第１６時では、きれいな水を守り続けるために自分たちにもできることがないかを考える。 ※単元に入る前に準備しておくとよいこと ?市および町の水道部に問い合わせて、浄水場の仕組みや学校までの水道の経路の資料を手に入れておく。 ?学校の受水槽の位置を確認しておく。安全面から見学可能なのか、事前に調べておく。また、実際に見学させる場合には、マスクをさせるなど衛生面に気をつける。 ?取水池の位置を確かめておく。見学が無理なら、取水池の周りの様子を写真に撮っておき、付近の水を採取しておく。 ?浄水場の見学の際には、施設の見学だけでなく、水をきれいにする実験をさせてもらったり、水道水の安全を確保するための苦労等の話をしてもらったりできるように交渉しておく。 ?水道水に含まれる物質やにおいは、児童にはわかりにく