飯綱町福祉避難所運営マニュアル.docVIP

飯綱町福祉避難所運営マニュアル 平成２３年９月 飯　綱　町  目　　　　次 はじめに?????????????????????????????２ 第１章　平時における取り組み???????????????????３ １　福祉避難所の確保???????????????????????３ ２　社会福祉施設、医療機関等との連携???????????????４ ３　福祉避難所運営体制の事前準備?????????????????４ 災害時における取り組み??????????????????５ １　福祉避難所の開設???????????????????????５ ２　福祉避難所の運営体制の整備??????????????????５ ３　福祉避難所の運営???????????????????????６ ４　福祉避難所における災害時要援護者の支援????????????８ ５　福祉避難所の閉鎖??????????????????????１０ 様式集 　【様式１：避難者名簿】???????????????????? １１ 【様式２：避難所状況報告書】????????????????? １２ 【様式３：食料依頼伝票】??????????????????? １３ 【様式４：物資依頼伝票】??????????????????? １４ 【様式５：物資受払簿】???????????????????? １６ はじめに １　目的 　地震などの大規模な災害が発生した場合、高齢者や障がいのある人、妊産婦等（以下「要援護者」という。）は、避難に時間を要し、若しくは自力で安全な場所へ避難することが困難なことがあり、被害を受けやすくなることがあります。 　また、近年の風水害や地震災害などにおいて、犠牲者の多くが６５歳以上の高齢者であったことも大きな課題になっております。 　飯綱町においても、災害時要援護者登録制度や緊急通報システムにより日頃から地域ぐるみの支援体制を確立し、「誰もが安全で安心して暮らせる災害に強いまちづくり」を進めております。 　本マニュアルは、風水害や地震等の自然災害が発生した場合に、要援護者の支援体制を早期に確立することにより要援護者の生命や身体を災害から保護することを目的とします。 ２　マニュアルの位置づけ 　本書は、「飯綱町地域防災計画」第２章災害応急対策計画第１２節避難収容活動を具体化し、要援護者に対する支援体制の整備を図るためのマニュアルとして位置づけます。 平時における取り組み １　福祉避難所等の確保 　①福祉避難所の確保　 　特別な配慮を要する要援護者が、身体介護や医療相談等の必要な生活支援が受けられるなど、安心して生活ができる体制を整備した避難所を、福祉避難所と指定し確保します。 ア　地区福祉避難所 　　風水害が予想される場合や大規模な地震発生直後の避難においては、『地 　域防災計画』に搭載された身近な「指定避難所」へ避難します。 　　要援護者が介護や健康相談等を受けることができるなど、一定の配慮が 　された部屋やエリア等を確保し、これを「地区福祉避難所」とします。 ＜災害時要援護者への配慮＞ トイレに近い場所の確保 寒くない、暑くない場所への誘導 畳の部屋がある場合は要援護者を優先に 可能な限りのプライバシーの確保 男女トイレの分離、着替えスペース、間仕切りの設置、授乳スペースの確保 イ　拠点福祉避難所 　　身体介護や健康相談等の保健?福祉サービスを提供できる拠点の施設と 　して○○○に「拠点福祉避難所」を整備します。要援護者の特性に配慮し 　た、ニーズに応じた物資の提供、情報の伝達方法の整備、相談窓口の設置、 　病院や社会福祉施設への移送などを行うほか、地区福祉避難所の支援をし 　ます。 ウ　民間福祉避難所 　　民間の社会福祉施設等で、災害時に民間福祉避難所として協力してくれ 　る施設と協定書を締結するなど、災害時における要援護者の受入れ体制を 　整備します。 医療支援スタッフの確保 　町内関係医療機関と連携を図り、災害時に福祉避難所において要援護者の健康管理や医療相談等に当たる医療支援スタッフを確保します。 情報伝達体制の整備 　福祉避難所において、情報の収集が困難な要援護者に対して、情報を提供 できるよう、町社会福祉協議会等と連携し、聴覚障害者のための手話?筆記要約ボランティアの確保や視覚障害者のための受信用機器、情報通信機器の整備に努めます。 トイレ等の整備 　福祉避難所において、既設トイレの段差解消、洋式化、手すりの設置等要援護者に配慮した設備の改修や携帯トイレの備蓄を進めます。 　また、災害により水洗トイレが使用できなく