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発表日　2008/11/29 「あなたのまちにお宝はありますか？」 拓殖大学　岡田ゼミ 桜井　章雄 篠原　淳 永野　雄基 テーマ設定理由 プロサッカーチーム「アルビレックス新潟」という県民の誇りを創り、どのように地域活性化したのかに着目し、他県にもサッカーに限らず地域活性化できないのかを調べていく はじめに＊ 「地域活性化」 　→ここで私たちは地域活性化を「県民に心のより所ができ（県民パワーの再生）、経済効果やプラスの効果がもたらされる」と仮定して話を進めていく 新潟県と聞いて連想される事 数年前まで…米、自然豊か、田舎、拉致 現在…アルビレックス、住みたい、行きたい、県民パワー 上記の様に大きなイメージ改革に成功している その理由はなにか？ 不毛の地「新潟」 サッカー不毛の地と呼ばれてきた 　　　　　　↓WHY？ プロサッカーチームがない！！ 2002年W杯開催の開催地に立候補する →そのためにプロサッカーチームを結成 サッカーチームの経営者として池田弘が携わる WHO IS IKEDA ？ ?池田弘? 新潟出身の神社の息子 新潟総合学院（NSG）経営者 強い郷土愛の持ち主、新潟県に普段味わうことのない熱狂を持って来たいと奮起 我流チーム作り 新潟初のプロサッカーチーム「アルビレックス新潟」結成 アマからの脱却を図り選手の大胆な首切りと有力選手?監督の確保 資金集め →法人から３万?個人から１万を募りサポーターになってもらう →サポーター（後援会）の会報誌に全会員の名前を記載 チームを株式会社化 多くの県民にプロサッカーの試合を体験してもらいたい →大量の無料チケットの配布を思いつく（図の１参照） 無料チケット配布の時など池田氏が私財約１億円を投入 チームがプロ集団としてしっかりと形成 ビック?スワンは常に満員クラスの観客を集めた 会場が満員になることにより、選手が奮起した アルビレックスの恩返し 経済効果（図２参照） 郷土愛効果（県に対する愛着や誇りを持つようになった） ブランド効果（住みたい町ランキング36位（２００７年）図3参照） 地域コミュニティの形成効果（試合観戦の家族同伴率６６．１％） ↓ 白鳥の恩返し！！！ 成功例と失敗例の背景 成功例「ヴァンフォーレ甲府」図４?パワーポイント参照 一筋縄ではいかない無料チケット配布 想像して創造する アルビレックス新潟とヴァンフォーレ甲府の様な成功例を他県にも適用できないか？ →県の中で多くの人が受け入れ育てられるツールを探す →それを育てるリーダーを中心に機能させる →「感動?感激?感謝」を与え、誇りを持たせること 活性化に利用出来るツールを想像し、リーダーを中心にそれを創造していく 　　　　　　　　　　　　　　　　　↓ 地域活性化に繋がる！！ （図１）期間：2001年から1年間 各自治会に回覧板　　小中学校にアンケート 　　　　↓　　　　　　　　　↓　　　　　 観戦可能な試合をピックアップ　　　 　↓　　　　　　　　　↓　　　　　 チームから招待券を送る　　　　　 ↓　　　　　　　　　↓　　　　　 当日、スタジアムでチケットに交換 （図２） 直接需要 入場料収入 ５～７億円 グッズ販売 ３億円 飲食費（サッカー施設内） １億円 広告関連 ３億円 駐車場?シャトルバス １～２億円 サッカースクール １億円 （小計） １４～１７億円 間接需要(波及効果) 　 ７～８億円 （合計） ２１～２５億円 （出典）H１６年度国民生活白書『第１章.地域で起こっている注目される活動事例』 （図３） アルビレックス新潟「Jリーグ観戦者に関するアンケート調査」2003年 　 非常に貢献している 貢献している どちらともいえない 貢献していない 全く貢献していない 新潟のイメージアップ 60.1 30.4 8.7 0.7 0.1 地域意識の向上 48.4 34.7 15.7 0.8 0.3 地元経済の発展 38.9 37 22 1.6 0.6 青少年の健全育成 38.4 36.2 23 1.5 0.9 回答者：アルビレックス新潟サポーター９６１人　2003年8月2日 （図４） ヴァンフォーレ甲府存続の条件 平均観客動員数 00年1850人→01年3000人 広告収入 00年2600万円→01年5000万円 サポーター会員数 00年2698人→01年5000人 ＜参考文献＞ 飯塚健司著　『アルビレックス新潟の奇跡―白鳥スタジアムに舞う―』２００５年　小学館 池田弘著　　『地方の逆襲』　２００８年　PHP研究所 辻谷秋人　　『サッ