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　20歳?無職の男性は、バイクを使ってひったくりをしていて逮捕されました。 　警察の家宅捜索により、自宅から覚せい剤が発見されました。取調べの結果、ひったくりは、覚せい剤を買うお金を得るための犯行であったことが分かりました。 * 　50歳の男性は、自宅に放火し逃走、自宅は全焼しました。家族からの通報で警察が付近を捜索したところ、１時間後にショベルカーに乗っている男性を発見しました。 　男性はライターを手に、ショベルカーの燃料タンクの燃料を服にかけ、大声でわめき散らし、精神錯乱状態でした。説得を無視してショベルカーの運転を続け、近くの事務所へ突っ込み、フェンスを破壊しました。男性は覚せい剤乱用者でした。 * 　最近は『危険ドラッグ』というのが問題になっています。 　ニュースなどで聴いたことがある人もいるかもしれませんね。 * 　『危険ドラッグ』とは、乾燥ハーブや化学物質を混ぜたもので、粉末?液体状?錠剤タイプなど形状は様々です。 　いい気持ちになれるらしいということで、若い人の間で流行っているようです。 * 　しかし、これを吸ったことで、『誰かに追われている、殺される』という妄想にとりつかれ、商店街を車で暴走し、人をはねるという事件も実際に起きています。 　『危険ドラッグ』も、他の薬物と同じように、脳や体に悪い影響を与えてしまうのです。 * 　怒られたり、失敗したり、嫌なことがあったりして、傷ついた気持ちはなかなか治らないこともあります。 　薬物は、弱った気持ちや傷ついた気持ちを癒すようなフリをして近づいてきます。 * 　『嫌なことを忘れられるよ』とか『スッキリするから』とか『みんなもやってるし』などと言われると、気持ちが揺れ動くかもしれません。 * 　そんな時に、みんなは、はっきりと断ることができるでしょうか？ 　「え～」とか、「どうしようかな～」などと、態度をはっきりさせないでいると、どんどん断りにくくなります。 * 　はっきり薬物だと分からなくても、なんだかあやしいと感じたら、それはあやしいものです。迷うということは、正常な判断ができている証拠です。 　「いりません」と言って、きっぱり断りましょう。 　「帰ります」と言って、その場を離れるのも、いい方法です。 * 　そうじゃなくても、インターネットで見て、好奇心から、『一度だけなら平気かな』とか『やばくなったら、やめればいいか』と思うこともあるかもしれません。 * 　ここまで話をきいてくれたみんななら、「一度だけ」でもだめだし、「やめたくてもやめられない」薬物の恐ろしさは、よく分かっていると思います。 * 　迷う気持ちはみんな持っています。みんな毎日、迷いながら生活しています。楽をしたいと思うのは、当たり前です。 　そう思いながらも、どちらを選ぶか、決めるのは、自分です。 　これから先の人生には、何かをするかしないか、どちらを選ぶかという分かれ道が次々と現れます。 * 　その分かれ道にたどり着いたのは、これまで、自分が選んできた道を歩いてきた結果なんです。 　そこまでずっと、自分で選んだ道を歩いてきたんですね。 * 　将来は選べます。自分の体は自分で守りましょう。 * 　脳卒中は、脳の血管が詰まったり破れたりして、酸素や栄養が行き渡らなくなり、脳細胞が死んでしまう病気です。 　大きな血管が詰まると、急に倒れたり、体に麻痺が起きたりします。 * 　タバコを吸うことと、肺がんの発生にも、はっきりとした関連があります。 　肺がんとは、肺の細胞が異常になり、なんだかわからないカタマリになってどんどん増えていってしまう病気です。 　止まらない咳や、胸の痛みに苦しむことになります。 * 　しかも、一度タバコを吸う習慣がついてしまうと、やめるのは大変です。 　毎日タバコを吸う人は、体の中にニコチンが溜まっています。 * 　禁煙して体の中のニコチンが減ってくると、不安になったりイライラしたりして、タバコが吸いたくなってしまいます。 　子どものうちから吸い始めて、やめられなくなったりしたら大変です。 * 　次は、いよいよ薬物の話です。 　みなさんのなかで、覚せい剤を使ったことのある人は手を挙げ???、いませんよね。 　最近はテレビドラマや映画でも、あまり見なくなりました。覚せい剤のほかに、大麻やコカイン、ヘロインなどのことです。 * 　薬物が口や血管から体に入ると、脳に作用します。 　たとえば覚せい剤には、神経を興奮させる作用があります。眠気や疲れ、空腹感が取れて、集中力が上がったよ?う?な?感覚になります。 * 　しかし、効果が続くのはわずか数時間だけです。 　その後は、ぐ～ったりと疲れが出て、力が抜け、とにかくだる～～い状態になってしまいます。 * 　さらに、覚せい剤は依存性が強く、一