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  • 2017-02-06 发布于湖南
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黄色ブドウ球菌(staphrococs areus)なんて怖くない

乳房炎 2012年4月1日作成 黄色ブドウ球菌(STAPHROCOCS AUREUS)なんて怖くない 牛乳中の黄色ブドウ球菌は、2000年雪印乳業大阪工場の食中毒事件をきっかけに、一躍 悪役にされてしまった細菌である。食中毒の原因は、北海道大樹工場での停電が原発原因 で、粉乳製造ラインが停止した事にはじまる。温度の高いまま製造ラインが止まり、牛乳 中の黄色ブドウ球菌が繁殖し「エンテロトキシン」という名の毒素を産生した。この毒素 は高温で殺菌してもなくならず、その結果大樹工場で生産された粉ミルク中に、この毒素 が混入することになった。工場の人は、どうせ殺菌するから問題はないとの判断で、停電 普及後同じように粉乳製造を開始した。この粉ミルクを原料として加工乳を製造したこと で、多くの人がエンテロトキシン毒素を摂取して食中毒を発症してしまった。これ以降黄 色ブドウ球菌は悪役となってしまった。 その後の研究で全ての黄色ブドウ球菌がこの毒素を産生するわけではないことが明白に なった。 1.黄色ブドウ球菌の特徴 黄色ブドウ球菌 黄色ブドウ球菌は、伝染性乳房炎に分類され、伝染力が強 いので酪農家からは嫌われる細菌である。また、乳房の乳腺 細胞の中に入り込み、抗生物質に抵抗するために治療が困難 でもある。抗生剤に対して抵抗力を持つことが多く、薬剤耐 性菌になる可能性がある。人間の世界では「MRSA」とし て有名で、”メチシリン耐性黄色ブドウ球菌”と呼ばれている。 院内感染を起こし、抗生剤が効かず、毒素により死亡する怖 い細菌である。 2.黄色ブドウ球菌が住む(潜む)場所 1)乳腺内の感染:乳房の中の乳腺に住み、コロニーを形成し抗生剤治療に対して抵抗する。 その結果慢性乳房炎となると、乳腺の中に潜み、ストレスなどで牛の抵抗力が低下する と活動し、臨床型乳房炎となる。黄色ブドウ球菌感染乳房は常に体細胞数が高いとは言 えず、ストレスなどにより体細胞数が爆発的に増えることがある。 2)乳頭口の感染:乳頭口の荒れた部分に住み着く。 過搾乳などで乳頭口に傷があると、その傷の中に潜む。乳頭口の拭き方が悪いと、この 傷に住む黄色ブドウ球菌が、乳頭口から乳腺に感染を起こす。このパターンが多いので、 乳頭口の清拭には充分な時間と物理的清拭が必要である。 奇麗な乳頭口(清拭後) 傷のある乳頭口 拭き切れていない乳頭口(糞が残る) デジタル顕微鏡 写真 7倍 3)乳頭の皮膚に感染:冬の皮膚の荒れ、傷に注意。 冬など乾燥した時期に乳頭皮膚が荒れたり、ディップ剤で 荒れたりすると、乳頭皮膚の荒れに黄色ブドウ球菌や表皮ブ ドウ球菌(黄色以外のブドウ球菌 CNS)が潜む。乾燥時期や 冬、搾乳後に風に曝されることは、乳頭皮膚の健康を守る上 では問題である。この時期には乳頭皮膚の保護成分の高いデ ィップ剤を使用する。風よけの設置も重要である。 荒れた乳頭皮膚 4)酪農家の手が感染:手のしわに潜む 黄色ブドウ球菌は酪農家の手にも潜み、しわ、傷に多く存在する。搾乳時に手袋を付け ることで手を介しての感染を防ぐ事。手が汚れた場合でも落としやすくなるので、手袋の 装着は必須条件である。 5)導入牛、分娩牛等が黄色ブドウ球菌に感染していて、感染源となる。 導入牛(特に経産牛導入)が感染していることがある。購入時には体細胞数情報などを利 用すべきである。初妊牛でも感染していないとは言えない。搾乳作業に問題があると、導 入牛が感染源となりうる。 6)傷に潜む。 色々な場所の傷に潜むので、人、牛共に傷には注意を要する。 7)搾乳機器を介して 千葉NOSAI連の牧野、近藤らの報告によれば、酪農場の黄色ブドウ球菌は同じ遺伝子型 を持つことから、その発生源は同一でミルカーなどの搾乳機器を介して広がった物と推測 できると報告している。搾乳作業の基本、ミルカーの整備をしなくてはいけない。 3.黄色ブドウ球菌に対する従来の対策とその効果 1)乳汁で黄色ブドウ球菌が検出されたら、盲乳処置または淘汰する。 淘汰盲乳処置が多ければ、酪農経営が困難となる。乳汁で黄色ブドウ球菌が検出された からといって、その黄色ブドウ球菌が乳腺感染から分泌された保証はない。乳頭口の傷か もしれないので、直ちに盲乳処置、淘汰は避ける。まずは乳頭口、乳頭壁を奇麗に拭くこ とである。 2)乾乳期に抗生剤で叩く。 効果がある場合もあれば、ない場合もある。治癒の判定も難しい。 乾乳時のタイロシン全身投与とセファゾリン乳房内注入の併用が、黄色ブドウ球菌の治療 に効果があったとする報告がある。 3)伝染しないように、ホスピタルクローやホスピタルユニットを作成する。 つなぎ牛舎では可能なれども、放し飼いのフリーストール牛舎などではどうす

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