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日照-日本建筑学会.doc
II.建物性能を見極める
9.さまざまな環境-光
1)日当たりと方角で大切なことは?
住まいの生活において,日当たりによって得られる効用としては,
①光を採り入れることにより,住まいの中を明るくすることができ,照明用のエネルギーを節約できます。空からの光は北面の窓からも得ることができます。
②冬においては,日当たりによる熱を利用し暖かくすることができ,暖房用のエネルギーを減らすことができます。日当たりは夏を除いて北面の窓では受けることはできません。
③日が当たっている部分の湿度が下がり,乾燥することになるため,カビ?シロアリの発生や,木材が腐ることなどを防止することができます。
④日光の中に含まれる紫外線の殺菌作用により日光消毒の効果が得られます。
⑤同じく紫外線の中のドルノ線(健康線とも呼ばれる,波長:290~320nm)の働きによるビタミンD3の形成作用があります。ビタミンD3の効用は,カルシウムとリンの代謝を調節し,カルシウムとリンに対する腸の吸収を高め,骨への沈着を促進するものです。よってこのドルノ線の働きにより,結果として骨の変形と発育障害すなわちくる病を引き起こすことを防止することになります。
⑥日当たりなど自然の光の変化によって,サーカディアンリズムと呼ばれる周期的な生体のリズムを整え,自律神経機能,睡眠-覚醒など生理機能を健全に保っているのです。光を受けることにより,日々のリズムがリセットされるため,特に東面の窓から朝の光を採り入れることには重要な役割があります。
⑦日当たりによって住まい手にやすらぎと満足感などの心理的効果を与えています。
⑧ガーデニングなどで植物を生育させるには日当たりは不可欠です。
などが挙げられます。
一方,日当たりがもたらす悪影響としては,
①夏においては,日当たりによる熱により温度が上昇し,冷房用のエネルギーを増えることになります。ただ夏においては太陽の高度が高くなるために,日射によって入ってくる熱は,南面の窓は,東面,西面より少なくなります。特に西面の窓への日射は,午後の気温の上昇時と重なるため,厳しいものに感じられることになります。このような場合にはカーテンやブラインドなどで対応する必要があります。
②紫外線の健康への悪影響としては,日焼け,皮膚の老化?発癌作用,結膜炎?角膜炎等眼への害作用などがあります。
③日当たりによって,内装材料や家具などが傷んだり色あせたりします。特に東面,西面の窓からは室奥まで日が入るので注意が必要です。
などです。
これらの日当たりの効用や悪影響を十分知った上で,住まいの選定,住まいの計画を行うべきだと思います。欧米では家具などの損傷を嫌い,日当たり避け日当たりのない住宅に積極的に住む人もいます。また北側の窓からの景色は,日光を受けている他の建物の明るい面を眺められると視覚的なメリットもあります。ただ日本人にとっての日当たりとは,日本という国名,日の丸という国旗などのように伝統的には信仰にもつながるほど重要なものであり,現在も日本人の多くが,住宅の購入時に,日当たりを要求するのは,このような心のよりどころとしての意味があるのかも知れません。
1日のうちで,窓などの建物の重要な部分に日光の当たる時間を日照時間といいます。第2次大戦前の当学会の研究から始まって,1950年代に公営住宅や公団住宅の設計基準に採用されたこともあり,日照時間の目安として,冬至日に4時間というのが一般に定着しました。いくつかの社会調査的な研究でもその妥当性が示されています。ただ1970年代以降,都市の建物の密度が高くなるに伴って,これらの基準は大幅に緩められ,現在では,日当たりのない住宅の建設も可能になっています。特に都心部では,都市生活の便利さとの十分な日当たりとの両立は難しい状況になっているといえます。
さらに窓の機能には,日当たり,採光,風通しというような物理面での機能だけでなく,眺め,開放感,やすらぎなどの享受という心理面での健康に関する機能があります。言いかえれば,光,音,熱,空気といった物理的要素だけでなく,心理的?社会的な要素を含めて,建物の外から住まいの環境に必要なものを採り入れるという機能を窓が行っているのです。またこれらの機能だけを取り上げると,採光は人工照明設備によって,風通しは機械換気設備によって代えることが可能で,現代の窓の機能としては,心理的?社会的な二次的側面の方へ比重が移っているともいえます。一方日当たり?採光の量を増やすために窓の面積を単純に大きくすることは,暖冷房のエネルギーや外部からの騒音の進入を増やし,プライバシーの確保を難しくするなどの問題点があることにも留意すべきでしょう。
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