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愛知国際病院だより 2014年7月1日　第73号 し 我ら や 仕 え Ｉ Ｈ Ａ い 神 る 院 G病 際 MARCH国 知 愛 1981 E O V D R E H S E A E L S W . 発行責任者/太田信吉　編集発行/愛知国際病院内?病院だより委員会 ? 〒470-0111　愛知県日進市米野木町南山987-31　 (0561)73-7721 外科医を志して 副　院　長 河 村 健 雄 　みなさんこんにちは、今回からコラムを ないと思ったのです。ところが父が急性腰痛 担当する外科医師の河村です。４月から副 症で動けなくなり、友人の医師に往診しても 院長を拝命し慌ただしい毎日を過ごしてい らって痛み止めを注射してもらうという事 ますが、今回は自己紹介と外科医について 件が起き、初めて父の老い、人間的弱さに気 お話ししたいと思います。 づきました。自分にもできるかもしれないと 　私は昭和34年に岐阜市で生まれました。 いう思いがめばえたことに加え、いつまでも 外科勤務医の父は子供心には強く厳しい人 父に頼ってはいられないことに気づき進路 であり、病院から呼び出されれば夜中であ について真剣に考えるようになりました。高 ろうと休日であろうと出かけ、何日も帰っ 校３年まで部活で軟式テニスを続けていま てこないこともありました。内科医であっ したが、６月にインターハイの県予選で敗れ た母は保健所でパートをしながら子育てを ると勉強に没頭する毎日を送り、名古屋大学 していましたが、弟の出産を期に仕事を辞 医学部に進学することができました。 め私たち３人（姉、私、弟）の教 　医学部４年生のときに手術室 育に専念してくれました。 の実習があり、生まれて初 　私は学校の先生から「君 めて開腹手術を見学しま は当然医者になるんだろ した。生きている人間 う」と言われたことに反