ⅰ平成10年静岡県鉱工業指数の動向.doc

５ 業種分類別の動向 鉄鋼業 鉄鋼業の生産指数は107.4で前年比1.9％上昇、出荷指数は107.1で同1.9％上昇となった。 これは、生産、出荷ともに鋼管、鋳鍛造品が上昇したためである。 年間の生産、出荷の動きを四半期ごとの前期比でみると、生産、出荷ともに、26年Ⅰ期に上昇した後、Ⅱ期からⅣ期まで３期連続して低下した。 一方、在庫指数は140.9で前年比6.5％上昇となった。 これは、鋼管が上昇したためである。 年間の在庫の動きを四半期ごとの前期比でみると、26年Ⅰ期からⅢ期まで３期連続して上昇した後、Ⅳ期では低下した。 四半期別指数の推移　　　　　　　　　　　　　　　　(季節調整済指数：平成22年＝100)　  非鉄金属工業 非鉄金属工業の生産指数は98.4で前年比4.7％上昇、出荷指数は98.6で同4.7％上昇となった。 これは、生産、出荷ともに、伸銅?アルミニウム圧延製品、電線?ケーブルが上昇したためである。 年間の生産、出荷の動きを四半期ごとの前期比でみると、生産では26年Ⅰ期、Ⅱ期に上昇、Ⅲ期に低下した後、Ⅳ期に再び上昇した。出荷では26年Ⅰ期に上昇、Ⅱ期、Ⅲ期と低下した後、Ⅳ期に再び上昇した。 また、在庫指数は110.1で前年比2.2％上昇となった。 これは、電線?ケーブルが上昇したためである。 年間の在庫の動きを四半期ごとの前期比でみると、26年Ⅰ期に低下した後、Ⅱ期からⅣ期にかけて３期連続して上昇した。 四半期別指数の推移　　　　　　　　　　　　　　　　(季節調整済指数：平成22年＝100)　  金属製品工業 金属製品工業の生産指数は110.7で前年比6.1％上昇、出荷指数は96.1で同5.5％上昇となった。 これは、生産、出荷ともに、その他の金属製品が上昇したためである。 年間の生産、出荷の動きを四半期ごとの前期比でみると、生産、出荷ともに、26年Ⅰ期に上昇、Ⅱ期に低下した後、Ⅲ期、Ⅳ期に再び上昇した。 また、在庫指数は138.1で前年比9.9％上昇した。 これは、その他の金属製品、建築用金属製品が上昇したためである。 年間の在庫の動きを四半期ごとの前期比でみると、26年Ⅰ期、Ⅱ期に上昇、Ⅲ期に低下した後、Ⅳ期に上昇した。 四半期別指数の推移　　　　　　　　　　　　　　　　(季節調整済指数：平成22年＝100)　  はん用?生産用?業務用機械工業 はん用?生産用?業務用機械工業の生産指数は99.8で前年比9.3％上昇、出荷指数は90.1で同5.8％上昇となった。 これは、生産、出荷ともに、その他の生産用機械、金属工作機械、金型等が上昇したためである。 年間の生産、出荷の動きを四半期ごとの前期比でみると、生産では26年Ⅰ期に上昇、Ⅱ期に低下、Ⅲ期に上昇し、Ⅳ期に低下した。出荷では26年Ⅰ期、Ⅱ期に低下、Ⅲ期に上昇し、Ⅳ期に低下した。 一方、在庫指数は110.6で前年比14.9％低下となった。 これは、その他の生産用機械が低下したためである。 年間の在庫の動きを四半期ごとの前期比でみると、26年Ⅰ期に低下、Ⅱ期に上昇した後、Ⅲ期からⅣ期にかけて低下した。 四半期別指数の推移　　　　　　　　　　　　　　　　(季節調整済指数：平成22年＝100)　  電子部品?デバイス工業 電子部品?デバイス工業の生産指数は88.0で前年比6.4％上昇、出荷指数は85.9で同5.5％上昇となった。 年間の生産、出荷の動きを四半期ごとの前期比でみると、生産、出荷ともに、26年Ⅰ期に上昇した後、Ⅱ期からⅣ期にかけて低下した。 四半期別指数の推移　　　　　　　　　　　　　　　　　(季節調整済指数：平成22年＝100) 電気機械工業 電気機械工業の生産指数は94.7で前年比4.1％上昇、出荷指数は98.6で同3.9％上昇となった。 これは、生産では民生用電気機械、回転電気機械、開閉制御装置等が上昇したためである。 　　 出荷では民生用電気機械、回転電気機械、配線?照明用器具等が上昇したためである。 年間の生産、出荷の動きを四半期ごとの前期比でみると、生産、出荷ともに、26年Ⅰ期に上昇、Ⅱ期からⅢ期にかけて低下した後、Ⅳ期に再び上昇した。 一方、在庫指数は130.0で前年比25.8％上昇となった。 これは、民生用電気機械、配線?照明用器具、電池が上昇したためである。 年間の在庫の動きを四半期ごとの前期比でみると、26年Ⅰ期からⅣ期にかけて４期連続で上昇した。 四半期別指数の推移　　　　　　　　　　　　　　　　(季節調整済指数：平成22年＝100)　 情報通信機械工業 情報通信機械工業の生産指数は82.7で