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Metallic powder handling method 金属粉末の取扱方法 受入れ フレキシブルコンテナ ● 吊紐の破損防止のため搬送はクレーンが好ましいが、フォークリフトで 搬送する場合は爪カバー等を付け、吊紐を保護して使用する。 ● 吊紐強度確保のため片吊はしない。 ● 吊紐のほつれ、底紐のほつれがないかチェックする。 ● 粉末の錆防止ため雨水がかからないようカバーをする。 ● フレキシブルコンテナの底面?外観をチェックし異物混入や破損の原因 となるキズ?穴等を確認する。 ドラム缶、ペール缶、ブリキ缶 ● 粉末の品質劣化を防止するため缶の破損、粉漏れ有無の確認をする。 ● 粉末の錆や変色防止のため雨水がかからないようカバーする。 爪カバーの使用 Metallic powder handling method 金属粉末の取扱方法 保管 ● 粉末の錆や変色防止のため結露に留意する。 コンクリート土間、パレット等に直置きは結露を発生させ、錆発生や変 色を招くため、底部にビニールシート、ダンボール等を緩衝材として使 用することが好ましい。 ● 安全および品質劣化防止のため段積みは避ける。 （止む無く段積みする場合は荷崩れ防止処置を施す） ● 長期に保管されたものは錆の発生の可能性があり使用前に錆チェック が必要。 ● 開梱後はできるだけ速やかに使い切る。やむを得ず一部を保管する場合 が生じた場合には密封容器に移し替え、乾燥剤を投入して密封保管する。 粉末の品質劣化を防止するため常温、常湿の屋内に保管し直射日光、雨 水を避ける。 ● 開梱時の混粉防止のため保管時はフレコン、缶に粉塵が付着しないよう 清掃が必要。 ● 粉末およびコンテナ容器の品質劣化防止のため雨水や直射日光を避け るためカバーをする。 直置き禁止 段積み禁止 Metallic powder handling method 金属粉末の取扱方法 使用時 ● 先入れ先出しを励行する。 ● 開梱時のビニール片、紙片などの異物混入防止に留意する。 使用前に容器の底部等の清掃を実施する。 ???、名札等落下しやすいものは身につけない。 異物混入防止のためホッパ投入口に異物除去用の網を設置することが 望ましい。 ● ホッパ等への粉末の急激な投入は偏析、粉塵の飛散が起こりやすく、で きるだけ緩やかな投入を心がける。 ● 浮遊物などの異物混入を防止するためホッパには蓋を設置する。 ● 粉塵が発生する場合は局所集塵を実施する。 ● ホッパの蓋は常時使用し、異物侵入を防止する。 ● ホッパ内の流れをスムースにするためホッパの排出角はできるだけ小 さいほうが好ましい。 ● 品質が確認できないこぼれ粉は廃棄が好ましい。 ● 安全のため周辺環境の清掃に努める。 ホッパ概略図 排出角 網 蓋 Metallic powder handling method 金属粉末の取扱方法 その他安全衛生上の留意点 ● 吊られた荷の下には絶対に入らない。 ● 吊り作業中は作業員以外の人を近づけない。 ● 防塵マスク、防塵メガネ?ゴーグルを着用する。 ● 防爆タイプの集塵装置、掃除機の使用が好ましい。 ● 集塵された回収粉はこまめに廃棄処理をする。 ● 粉塵を吸引した場合は十分にうがいする。 ● 粉塵が目に入った場合は大量の清浄な流水で洗浄する。 ● 粉体に火気を近づけない。 ● 火災防止ならびに環境衛生確保のため周辺環境の清掃に努める。 ● 缶の上部を治工具で切断してあける場合、切断部で手を切らないよう、 皮手袋等を着用して十分注意する。 ● その他 MSDSに準じて対処する。 Metallic powder handling method 金属粉末の取扱方法 参考 １．関係法令 《消防法》 危険物第二類に該当する可燃性固体 鉄粉（ただし目開きが 53マイクロメータの網ふるいを通過するものが 50 ??????以上） 除外される品名 ? ????粉 ? 銅粉 ? 目開きが 53マイクロメータの網ふるいを通過するものが 50パーセ ント未満 ２．粉塵爆発 ?気相中に分散した粉塵（粉塵雲） の急激な燃焼反応 ?粉塵爆発の３要素 （粉塵濃度、酸素濃度、着火源）が 備わると粉塵爆発が発生する可能性が ある。 着火源 酸素 粉塵 爆発