EDIは役立っていますか.pptVIP

「“ＥＤＩ”は役に立っていますか？」中小企業製造業経営者仲間とのディスカッションから 2010年7月24日（土） ＳＣＭとＩＴ経営実践研究会 会員　今野浩好 （参考）今回、意見交換をした方々 ＥＤＩは役立っていますか？ 製造業の経営者仲間10人に聴いてみました！ 「個別生産」にはＥＤＩはマッチしていない??? 「個別受注型生産」の「連携」で大切なことは 中小企業経営者の問題意識 ＥＤＩの前にやるべき課題が多い！ 海外に勝つためのＩＴ （参考）寄せられたメールから① （参考）寄せられたメールから② （参考）寄せられたメールから③ 東京都中小企業振興公社　支援　若手経営者の会　「つれづ連」メンバー 細貝さん 千葉さん 浜野さん 比留間さん 廣門さん 現状のＥＤＩ受注は、メリットよりデメリットが大きい。 面倒なことも多々あるが、まあ仕方ないか。 量産では案外便利です。（納期回答等） 個別受注品はメリットなし。仕事は別のところで動く。 我々の「成功の鍵」は“ＥＤＩ”ではないよね???　　 “ＥＤＩ”普及すれば生産性向上？　疑問だな??? 「ＥＤＩが役立つ分野」は、そもそも中国にいっちゃうのでは(苦笑) 個別生産（試作品?開発品） ＥＤＩは、仕様、価格、納期がＦＩＸしている量産品では機能するが??? 仕様が固まっていない 単価が決まっていない 納期?数量が確定しない ■都度見積もり。メール、ファックスで処理。 ■仮単価も多い。双方の信頼関係、継続取引　　関係の中で、処理していく ■受注者側の生産能力による分納 ■特急対応にＥＤＩ処理が追いつかず ■品質不適合が発生した場合の受注残の処理 ■加工方法の提案→設計へのフィードバック ■顧客側の設計変更?仕様追加 ■図面?仕様書?現物（支給品）で動く。 　　　→　ＥＤＩは単なる事務処理。 発注企業の要求部門との緊密なやりとりが大切。 「現場、現物、現実」で仕事は動き、後付けでＥＤＩにデータ入力。 かえって手間??? 要求部門 購買部門 引合い 受注 発注 生産 メール?図面?ＣＡＤデータ?写真 請求 引合い 受注 発注 生産 請求 品質情報 　納期情報 買掛（検収）情報 納期情報 　品質情報 品質情報 　納期情報 発注企業 受注企業 協力企業 メール?図面?ＣＡＤデータ?写真 （研究?開発?技術） 受注前段階のメール、ＦＡＸ、打ち合わせ等によるやりとりが最も重要！　 　→　企業間?企業内での「チエ」の交換と蓄積 要求仕様打合せ、見積もり 最適な加工技術の選択、アイデア交換、見積もり 質とスピード そして共有 激変する経営環境、量産のアジアシフトの中で??? ■どのように新しい受注（仕事）を創っていくのか？ ■どのように付加価値を高めていくか？ お客さまに価値を認めてもらう（高く買ってもらう） 現場や業務全般にある、付加価値を生まない「ムダ」をとる ＩＴツールはどう役に立ちますか？ ■開発、試作、小ロット、異分野で勝負。（量産はアジアへ） ■営業力強化、ソフトなサービス、顧客との継続的信頼 ■得意分野を持ち寄って、仲間で連携しよう！ ■業態を変えていこう！　（単品加工→複合、ASSY受注） この日本で食っていくために！ 乱世の中で ■そもそも社内の「一気通貫」が実現できていない??? ■自社にマッチした「生産管理システム」がない 投資に見合う、安価なシステムがない 部品加工　→　ASSYへの業態拡大　生産管理システム対応できず 製造工程のカイゼン、内外製区分の柔軟な変更しにくい（マスタがちがち） ■現場カイゼン、見える化、業務プロセス改善が必要！ 販売、生産管理、購買、会計のシステムを個別に導入 「第２工場」「地方工場」にはシステム未導入、あるいは連動せず。 営業 受注 発注 生産 請求 設計 「基準?ルール」なくして「管理」なし！　（だが、そういう現場が多い???） システムを使わないで（お金をかけずに）生産性向上できる余地が大きい。 ニッポンのものづくりがアジアで勝ち残るために ニッポン町工場の「本来の強み」を引き出す ニッポンがつくりだした独自の ＩＴ ???ってないですか？ ＥＤＩで納品情報を打ち込み、プリントアウトをし、送付する。プリントアウトの際、打ち込んだ情報が消えてしまっているので、手書きをしている。などなど、システムが不完全なのかどうか不明ですが、手間が増えているだけです。 標準化をお客様と共有してシステムが組めると効率は上がると思いますが、（例えば、お客様の注文形態で発注、製造まで行えるなど）当社はそんなに綺麗に仕事が出来ていないので、実現には遠い道のりがありそうです。 弊社の場合は、NEC系列会社とお取引がある為NECのシステムを使っておりますが、今後、東芝グルー