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ポストモダン思想とアドラー心理学
-1-
要旨
キーワード:
0.はじめに
《ポストモダン(postmodern)》という用語が最初に用いられたのは 1970 年代のなかばであるが、
リオタール(Jean-Franc
∫
ois Lyotard)
[1]
が 1979 年の著書『ポスト?モダンの条件 (La condition
postmoderne)』の中で《大きな物語の終焉》と関係づけて《ポストモダン思想(post-modernism)》
を語って以後、社会科学?人文科学の世界でセンセーショナルにとりあげられるようになった。
大きな物語の終焉とは、理性?科学?進歩?真理など、西洋近代文明を支えてきた基本前提が有
効性を失ってしまったという認識のことである。このような認識にもとづいて、ポストモダン思
想は徹底した認識的相対主義を採用し、科学を含めたあらゆる知識を《神話》あるいは《物語》
あるいは《社会的構築物》でしかないと考える。
臨床心理学もまた、ポストモダン思想に対する態度決定を迫られている。見渡すと、家族療法
家はポストモダン思想を受け入れた人が多く、認知行動療法家はポストモダン思想を拒否してい
る人が多く、解決志向的短期療法家はその中間あたりの人が多いように思う。アドレリアンはど
うかというと、アメリカでは 1995 年ごろからポストモダン思想が話題になりはじめた。たとえ
ば、1998 年の北米アドラー心理学会機関誌 The Journal of Individual Psychology
[2]
はポストモダ
ン的心理療法であるナラティブ?セラピーとアドラー心理学の比較を特集したし、2003 年にはワ
ッツ(Richard E. Watts)
[3]
らがアドラー心理学とポストモダン思想の一種である構築主義との比
較論文集を刊行したし、同年に発行されたオバーストとスチュワート(Ursula E. Oberst and Alan
E. Stewart)
[4]
の教科書にはポストモダン思想とアドラー心理学の関係に関する章が設けられてい
る。これらの文献のどれも、ポストモダン思想に全面降伏した立場から書かれているのではなく
て、各々の著者が、全面受容と絶対拒否の間のスペクトラムのどこかに自分の位置を定めて、ポ
ストモダン思想と距離を保ちながら発言しているように思われる。それにしても、今やポストモ
ダン思想を無視してアドラー心理学を語ることは難しくなってしまった。
本論では、このような流れをふまえつつ、私なりにアドラー心理学とポストモダン思想の関係
について考えてみたい。さいわい、ポーキングホーン (Donald E. Polkinghorne)
[5]
が、ポストモ
ダン思想の特徴を以下のように簡潔にまとめてくれている。
1)基底欠如性 (foundationlessness):リアリティにたいして直接にアクセスできないために、知
識を組み立てるための確実な認識論的基礎をもつことができない。
アドレリアン第 20 巻第2号(通巻第 52 号) 2007 年2月
ポストモダン思想とアドラー心理学
野田俊作(大阪)
-2-
2)知識の断片性 (fragmentariness):共通点のない要素や出来事が相互に無関係な断片として集
積しているのが現実というものであり、したがって文脈自由な一般法則を求めることはできず、
局所的で特異的な出来事にかかわる知識しか得ることができない。
3)構築主義 (constructivism):知識はリアリティの鏡像的な反映ではなく、認知プロセスによ
って主観的に構築されたものである。
4)ネオ?プラグマティズム (neo-pragmatism):知識の有効性についての唯一の基準は目標に到
達するために有益であるか否かだけであって、リアリティと対応しているかどうかではない。
以下、ポーキングホーンの4項目と関連させながら、面接?助言?診断?共同体感覚について、
ポストモダン思想との関係で考察を加えてみたいと思う。
1.基底欠如性
●?客観世界は知りえない
ポーキングホーンがいう基底欠如性、すなわち「リアリティにたいして直接にアクセスできな
いために、知識を組み立てるための確実な認識論的基礎をもつことができない」という考え方、
私なりに言い直すと「人は客観世界を知りえない」という考え方は、アドラー心理学を学んだ者
にはきわめてなじみやすい認識法である。すなわち、「人は意味づけの世界に生きている」とい
うことである。アドラー心理学ではこのような考え方を《認知論 (cognitive theory)》と呼んでい
る。人間が知りうるのは「解釈された世界」であるにすぎず、「ほんとうの世界」ではない。
西洋近代文明は、これとは反対に、「人
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