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/ /jsoi peace.ocn.ne.jp 【本号のトピックス】 第 46 回学術大会迫る，平成 27 年度各種専門資格合格者， 支部シンポジウム報告，理事長挨拶，新役員紹介　など 第 46 回日本口腔インプラント学会学術大会開催の挨拶 大　会　長　永原　國央 朝日大学歯学部附属病院口腔インプラント科 第 46 回公益社団法人日本口腔インプラント学会 ト治療を受けた患者が寝たきりになった時の口腔ケ 学術大会大会長を担当させていただくことになりま アはどうなるのか」などといったいくつもの問題点 した朝日大学歯学部永原でございます。朝日大学の が浮き彫りになってきています。このことにフォー 所在地は岐阜県瑞穂市であることから，本来，岐阜 カスを当て，ディスカッションしていただきます。 での開催となりますが，本学会学術大会は毎年 4,000 もう一つの柱としては，口腔インプラント治療に 人以上の会員の皆様にご参加いただく大変大きな学 よって引き起こされたトラブルが社会的問題となっ 術大会で，岐阜県内にはそれを受けいれる施設がな ていること，そのニーズを考える，を取り上げました。 く，名古屋国際会議場での開催とさせていただくこ 朝日大学は，経営学部，法学部をもつ総合大学で とになりました。 あるという特色を生かし，数年前より学内で法学部 さて，口腔インプラント治療は，近代歯科医療で の先生方と医療訴訟を考える勉強会を開いておりま の欠損補綴治療として取り入れられ，その治療法が す。その最終的な成果として「訴訟のない歯科医療」 確立し，多くの臨床家により予知性の高い治療とし 「訴訟を起こさない歯科医療への取り組み」を目指し て定着し，さらに，多くの患者に対し満足のいく治 ていますが，本学術大会では「医療訴訟を起こさない 療内容を提供できるようになりました。 ための口腔インプラント治療」を多くの先生方と考え そのような口腔インプラント治療をさらに発展さ ていければと思っております。 せ，より多くの患者に治療を提供できるようにする その他にも 10 以上のシンポジウムを日本口腔イン ため，今回の学術大会でのテーマを「健康維持と口 プラント学会学術委員会が用意し，会員の皆様の知 腔インプラント治療─社会的ニーズを考え原点を見 識，技術の向上にお役に立つよう準備しております。 直す─」とさせていただきました。 「人とのふれあい」，「自然とのつながり」，「交流・ その大きな柱の一つとして，「超高齢社会を迎えた 創造都市」をキャッチフレーズとしている名古屋に 日本社会でのニーズを考える」というものです。口 て，多くの会員の皆様の参加をお待ちしております。 腔機能の維持による認知症予防や，健康維持・増進 また，岐阜の方に足を伸ばしていただき，鵜飼い， への貢献が歯科医療の使命の一つと考えられていま 岐阜城等の観光地をお楽しみいただければと思って