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資料３－２ 家庭教育の先進事例 ■訪問型家庭教育支援事業 （大阪府泉大津市） 学校や福祉部局から教育委員会・教育支援センターへの課題のある家庭への 支援の要請により、ケースに適した家庭教育支援サポーターを派遣し、サポー ターも参加する学校でのケース会議で、情報の共有とアセスメントに基づいた 「個別の支援計画」を作成の上、訪問型家庭支援を実施している。 家庭訪問するごとに学校及び教育支援センターに支援内容を報告し、情報の 共有を図るとともに、「個別の支援計画」の見直しと役割連携を図りながら支 援を行っている。 ■教育・福祉・地域連携による訪問型アウトリーチ家庭教育支援事業 （愛知県田原市） 40 歳代までの子ども ・若者を対象とした「子ども・若者総合相談窓口」の 開設に併せて家庭教育支援事業を実施し、不登校、ひきこもり等の若者に対す る支援を行うとともに、問題のある若者を抱えて精神的に余裕がなくなってい る家族に対する支援体制を構築している。 また、中学校卒業時や高等学校中退時に進路未決定となっている若者など、 支援が途切れてしまいがちな若者が、社会とつながりを持たなくなってしまわ ないような若者支援の対策に取り組んでいる。 ■家庭訪問型アウトリーチ支援事業 （大分県別府市） 様々な理由で不登校となり、家庭にひきこもっている児童生徒や、課題を抱 え、孤立しがちな家庭に対して、家庭教育支援員や学生ボランティア等が定期 的に家庭訪問し、保護者には子育ての悩みや困りに寄り添った支援を、また、 児童生徒には学習支援を中心としたかかわりを行っていくことにより、家庭教 育力の向上及び不登校を解消することを目的としている。 ■ 「家庭教育学級」・「親育ち応援団事業」（北海道札幌市） ・幼稚園・小学校・中学校のPTA 等を対象とした「家庭教育学級」事業を開催。 ・教育委員会が、子育て中の親を対象とした「親育ち応援団」事業の講演会を 開催。 ・教育委員会が、企業や家庭教育学級未開設園・校に講師と訪問し「親育ち応 援団」事業の講座を開催。 １ ■家庭教育に関する講座の実施 （埼玉県さいたま市） ・市立小・中学校が、就学時健診・入学説明会で「子育て講座」を開催。 ・全公民館が、ワークショップ型の学習プログラムを用いた「親の学習事業」 を開催。 ・PTA と公民館が連携して、「家庭教育学級」を開催。 ■入学前プログラムの実施 （東京都新宿区） 教育委員会が地域団体と連携し、全小学校の新１年生保護者会において、ワ ークショップ型の「入学前プログラム」を開催。 「入学前プログラム」は、小 学校入学前の子どもとその保護者を対象に、子ども同士、親同士が顔見知りに なり、入学に際する不安を和らげること等を目的としたプログラムである。 ■ 「家庭教育事業」・「親学講座」の実施（福井県福井市） ・ほぼ全ての公民館において、体験型を中心とした「家庭教育」事業を開催。 ・各小学校が、就学時健診時等の機会を利用し「親学講座」を開催。 ・この他、「地域子育て支援委員会」事業（地域ごとで関連する住民を集めて 子育てに関する話し合いを行う事業等）、保育所での読み聞かせ講座、パパ ママ教室、民生児童委員への研修等様々な家庭教育に関する事業を実施。 ■『親の力』を学びあう学習プログラム」を用いた講座の実施（広島県府中町） ファシリテーターを幼稚園・保育所・小学校等に派遣し、広島県「『親の力』 を学びあう学習プログラム」及び独自プログラムを用いたワークショップ型講 座を開催。 ■ 「親の育ち応援事業」の実施 （愛知県） ・ワークショップ型学習プログラム『あいちっこ「親の学び」学習プログラム』 を開発。さらにファシリテーターを育成し、市町村の幼稚園・保育所・小中 学校等へ派遣。 ・県内企業に講師を派遣し講座を行う「職場内家庭教育研修会」を実施。 ■ 『親の力』をまなびあう学習プログラムを活用した家庭教育支援 （広島県）