ラミナーフローメーター 層流型気体流量計.PDF

ラミナーフローメーター ≪層流型気体流量計≫ 高精度・瞬時気体流量の測定に ＰＡＴ．ＮＯ．９００５４６ ラミナーフローメーターは円筒内、又は二平面間などを、流体が層流で流れる時、 一定の距離を流れる間の圧力降下が体積流量に比例する （Hagen－Poiseuilleの法則） という現象を利用した高精度の差圧式流量計です。 用途 原理 ・内燃機関の吸入空気量の測定。 図１に於いて管路の流れが層流の時、Hagen－Poiseuille ・真空ポンプ、ファン、ブロワー等の流量測定 （ハーゲン・ポアゾイユ）の法則が成り立ち 4 n d ・キャブレター、スロットルバルブ、マフラー Q  i P1 - P2 ① 等の特性の測定 i 1 128l ・各種空気機械の特性測定 4  n d  ・呼吸気量の測定   i 　 K P1 P2 K  とおくとなる ・プロパン、都市ガス等の流量測定  i 1 128l  ・プロセス中の流量制御 仕様 ①式において粘性係数（ μ）が測定中一定であれば ・測定範囲（0.8～24,600ℓ／min） Ｋは定数となる。従って差圧取出口において差圧を ・流量測定総合精度±0.75％以内（読取値） 読みとれば流量が求められます。 但し Q ：流量 μ ：粘性係数 di ：細管直径 n ：細管数 特長 l ：管長 P -P ：管路両端の圧力差 ・測定レンジが広く、差圧―流量の関係が 整流格子 P1 l 1 2 P2 整流格子 直線である。 ・マスターソニックノズルにより 校正を行っているので、高精度である。 FLOW ・圧力損失が小さい。 （MAX2.6kPa） ・直線性、再現性に優れている。 ・応答性が良い（MAX30Hz） ・微小流量の測定にも適している。 層流格子 ・維持管理が容易である。 図1 構造 吸入用及び配管用の２種類があります。しかし、本体エレメントは同一です。 図２及び図３に示すように上流下流の整流格子及び測定用層流格子の３層からなっており、 整流格子は層流格子部の静圧を正しく測定できるように、層流格子前後の流速を均一にする役目をします。 吸入空気用は風の影響に対しても安定な性能を保持するため吸入口形状をベルマウス付にし、 さらにクリーナエレメントを取付けゴミ等の流入を防いでいます。 また配管用についてはクリーナエレメント取付けが丌可能な為、図３に示すようにメッシュを ２層入れることによりクリーナエレメントと同様な