平成25年8月 平塚市.PDFVIP

平成２５年８月 平塚市 本市の下水道は、 「公共下水道事業」と 「農業集落排水事業」の 2 つの事業によっ て整備が進められてきました。 図 本市における生活排水処理のイメージ 公共下水道事業は、昭和３９年度に着手し、平成 2 ３年度末時点の下水道普及率は約 97%となっており、整備を概ね完了しています。農業集落排水事業は、平成１８年度 に着手し、平成２７年度には整備を完了する予定です。 このように、本市の下水道事業は、建設の時代から改築更新を含めた 本格的な維持管理 ・経営の時代へ移行している状況です。 今後は維持管理が中心となることから、将来にわたる安定的な下水道事業の運営には、 経営状況と財政状況の明確化が不可欠です。そのため、地方公営企業法 を適用し、企業会計方式を導入することにしました。 なお、総務省では、下水道事業に地方公営企業法の財務規定の法定適用を検討 してお り、神奈川県下でも法適用する団体が増えてきています。 1 管路整備延長（累計） 下水道普及率 1,250 100% 1,000 80% 管 路 整 備 750 60% 延 長 の 累 500 40% 計 （ ㎞ ） 250 20% 0 0% 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 3 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 5 5 5 5 5 5 5 5 5 6 6 6 6 元 . . . . . . . . 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S H. H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 図 本市の管路整備延長と下水道普及率の推移 下水道は、市民生活に欠かせないライフラインであり、 将来にわたって維持していかな ければならない社会資本 です。 その一方で、人口の減少や節水社会への移行など、下水道 を取り巻く環境が変化 しています。 これらに対応し、市民の皆様に安定した下水道サービスを提供するために も、 「経営基盤の強化」 と 「持続可能な事業運営の確立」が必要 になっています。