平成21年度 国土交通白書第Ⅰ部 「転換期を迎えている地.PDFVIP

平成21年度 国土交通白書第Ⅰ部 「転換期を迎えている地域・社会と国土交通行政」（案） はじめにはじめに 第１章第１章 なにが変化しているかなにが変化しているか 人口減少、少子高齢化、厳しい財政事情という大きな不安要因により、 変貌する経済社会 人々は日本の将来に対して漠然とした不安を感じている人々は日本の将来に対して漠然とした不安を感じている。 日本は今、大きな転換期にある。本白書では、日本で今、何が起こっ 経済社会のトレンドに大きな変化。経済は低成長となり、建設業等の就業者数は減っている。非正規雇用者が増加し、共働き世 ているかをみるとともに、その上で国土交通行政に求められるものは何 帯が片働き世帯を上回る。 かを考考え、、さらに、、各地域で芽生えている新しい取組みをみる。 世帯間の収入格差や県民所得の都道府県格差が広がる傾向にある。 人の行き来が急速に増加するなど、グローバル化も進展 している。 序章 ブロック別正規・非正規雇用の変化 共働き世帯の増加 世帯収入別にみる収入額の推移 非正規雇用数 共働き世帯が 格差が広がる傾向 が増加者が増加者 上回る回る 大きな変化の中にある日本 2010年時点で1億2738万人の人口は、今後減少し、2055年に は9千万人をきる。 少子高齢化も進み、2035年には高齢化率は全国で33.7%。東 京都でも京都でも3030.7%7%、約、約390390万人万人となる。となる。 変わりつつある地域変わりつつある地域 地域でみても、人口減少・少子高齢化は大きな影響。人口は、自然増加だけではなく、社会移動も減少傾向にある。 国・地方をあわせた政府の債務残高は対GDP比で約1.8倍と急 人口規模の大きい自治体ほど高齢者の増加率が高くなる。大都市部でも高齢者の数は増え今後大きな課題となる。 速に増加しており、財政状況は厳しい。 地域に住む人々の生活を支える様々な基盤にも変化がみられる。例えば、空き家が各地で増加している。地域に住む人々の生活を支える様々な基盤にも変化がみられる。例えば、空き家が各地で増加している。 将来に対する人々の意識 人口変動（自然増減、社会増減）の推移 市町村人口規模別高齢者の増加率(2005-35) 都道府県別 空き家率の推移 規模の大きい市町村 空き家率が増加している 今後の生活の見通しについて今後の生活の見通しについて、悪くなると考えている人が増えて悪くなると考えている人が増えて ほどほど、高齢者の増加高齢者の増加 いる。人口減少・少子高齢化する社会について、「明るい」「活気が