北区中高層建築物紛争予防条例のてびき.PDFVIP

北区中高層建築物紛争 予防条例のてびき ～近隣関係住民の方へ～ 東京都北区まちづくり部 住宅課（建築調整担当） 目 次 はじめに ………………………………………………………………………… １ 紛争予防条例との対象となる建築物 ………………………………………… ２ 紛争予防条例で扱う紛争 ……………………………………………………… ２ 近隣関係住民とは …………………………………………………………… ３ 区の役割 ………………………………………………………………………… ３ 事業者との対応方法 …………………………………………………………… ４ 紛争の調整について …………………………………………………………… ９ Ｑ＆Ａ ……………………………………………………………………… １１ 条例・施行規則・取扱要綱 ………………………………………………… １２ 参考資料（工事協定書の例）………………………………………………… ２５ 主な相談窓口 …………………………………………………………… ２８ ⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘⋘はじめに⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙⋙ 都市部において建築物を建てる場合には、計画地周辺の状況によっては、新たな建築物がで きることによって、近隣地域の既存の生活環境へ様々な影響が生じることが考えられます。そ こで発生する様々な問題をめぐって建築主と近隣住民間でいわゆる「建築紛争」が生じること も稀ではありません。 建築紛争の解決は建築主と近隣住民等の間の十分な話し合いと調整によることが基本であ ります。建築主の方には、計画建築物が既存の生活環境に影響を与えることに意を留めていた だき、双方が問題の解決に向けて誠意をもって取り組み、自主的な解決を図ることが不可欠で す。 また、建築物の設計者、施工者の協力も必要となります。北区では、建築計画の事前公開と あっせん・調停等を内容とする「東京都北区中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関 する条例」を制定し、建築紛争の予防と調整を図る一助としております。 この「てびき」はその条例の内容をわかりやすく記したものです。建築主、近隣住民をはじ めとする関係者の皆様が、条例の趣旨、内容をご理解いただき、良好な近隣関係の保持、地域 の生活環境の維持向上のためにご協力いただけますようお願いいたします。 ※以下本文では、北区中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」を「紛 争予防条例」と表記しています。 - 1 - 紛争予防条例の対象となる建築物 対象建築物 高さ１０ｍを越える建築物を建築する場合、紛争予防条例が適用されます。 ただし、第二種低層住居専用地域では、軒の高さが７ｍを超える建築物又は地階を除く 階数が３以上の建築物をいいます。 なお、延べ面積が１万平方メートルを超える建築物、または新築、改築又は増築に関し て、法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定により、東京都知事の許可を必要とする 建築物は、東京都条例の適用を受けるため、対象となりません。 東京都問合せ先 東京都都市整備局 市街地建築部 調整課 紛争調整担当 直通電話（5388）3377