我が国の社会保障制度について汇编.pdfVIP

資 料 ３ 我が国の社会保障制度について 我が国の社会保障制度の特徴 ○ すべての国民の年金、医療、介護をカバー（国民皆保険・皆年金体制） ・年金制度は、高齢期の生活の基本的部分を支える年金を保障 ・医療保険制度は、「誰でも、いつでも、どこでも」保険証１枚で医療を受けられる医療を保障 ・介護保険制度は、加齢に伴う要介護状態になっても自立した生活を営むことが出来るよう必要 な介護を保障 ○ 社会保障給付の太宗を占める年金・医療・介護は、社会保険方式により運営 ○ 社会保険方式に公費も投入し、「保険料」と「税」の組み合わせによる財政運営 ・社会保障の財源は、約６０％が保険料。約３０％が公費、約１０％が資産収入等で、保険料中心 の構成 ○ 「サラリーマングループ」と「自営業者等グループ」の２本立て ・サラリーマン（被用者）を対象とする職域保険（健康保険、厚生年金）と自営業者、農業者、 高齢者等を対象とする自営業者等グループ（国民健康保険、国民年金）の２つの制度で構成 社会保障給付費の規模 ○ 制度の充実と高齢化の進展が相まって、社会保障給付の規模は大きく拡大 ・この３０年間に対国民所得比で約４．１倍に拡大 ・給付規模約８６兆円は、一般会計予算の規模（約８２兆円）を上回る ・１人当たり給付費は、年間６７万１，８００円 （給付費の推移） 1970年度 2004年度（予算ﾍﾞｰｽ） 給付費 約３．５兆円 約２４．５倍 約８６兆円 対国民所得比 ５．８％ 約 ４．１倍 約 ２３％ （構成割合）（国民所得比） 1970年度 2004年度（予算ベース） 年金 １．４％ １２．５％ 医療 ３．４％ ７．２％ 福祉その他 １．０％ ３．７％ （参考） 1970年度 2004年度（見通し） 国民負担率 ２４．３％ ３５．５％ 潜在的国民負担率 ２４．９％ ４５．１％ ○ 社会保障給付費の規模は、欧州諸国と比較して小さく、米国と同程度 （注）国民負担率も、欧州諸国と比較して小さく、米国と同程度になっている。 ○ 欧州諸国と比較して、高齢者関係の給付の比重が高く、児童・家庭関係の給付 の比重が低い 国民負担率の国際比較 ［国民負担率＝租税負担率＋社会保障負担率］ ［潜在的な国民負担率＝国民負担率＋財政赤字対国民所得比］ （％） 80 財政赤字対国民所得比 74.3 社会保障負担率 潜在的な国民負担率 66.0 70 租税負担率 国民負担率 59.0 2.1 22.3 60 50.2 3.8 50 45.1 24.8 9.9 36.9 25.1 40 9.6