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総説日本の医療提供体制の現状及び改革の基本的方向汇编.pdf

総説日本の医療提供体制の現状及び改革の基本的方向汇编

福岡 医誌 103 (3) :49―58,2012 49 総 説 日本の医療提供体制の現状及び改革の基本的方向 九州大学大学院医学研究院 医療経営 ・管理学講座 尾 形 裕 也 1.日本の医療提供体制の特徴及び課題 日本の医療提供体制の現状については,さまざまな見方や評価があ りうる.本稿 においては,そのうち, ①資本集約的な医療サービスの提供,②医療施設体系 の連続性,③民間主導 の医療サービスの提供とい う 3つの特徴 について検討する(注1).これらはいずれ も,日本の医療提供体制における基本的な諸特徴で あ り,それなりに機能 してきた面もあ るが,今 日ではそれが限界にきていると考えられる. (1)資本集約的(=労働節約的)な医療サービスの提供 医療は一般的には労働集約的なサービスであると考えられている1).マクロ的な医療費の分配構造 を見 てみると(表 1),総医療費の 50%近 くを人件費 (医療従事者の費用及び委託費の一部)が 占めている.ま た,ミクロの病院経営においても,いわゆる 「人件費比率」については,わが国においては伝統 的に 50% が 1つの 目安として考えられてきた.これらを勘案すれば,他の産業 と比べ,医療が労働力 をたくさん使 う,「労働集約的な」サービスであるという認識は尤もである. しかしながら,日本の医療提供体制について国際比較を行ってみると,全 く違 った姿が見 えてくる.国 際的に見 ると,実は,日本については,相対的に病床施設や医療機器等の 「資本」が潤沢 に存在するのに 対 し,医師や看護師等の 「労働」投入が手薄であることが,大きな特徴である.つ まり,国際比較におい ては,日本の医療サービスの提供は,「労働集約的」ではなく,む しろ「資本集約的」に行われているので ある. 主要な医療資本投入状況の国際比較を G 7諸国 について示した(表 2).急性期病床の定義 (日本は一 般病床がとられている)の問題や,医療機器 についてはその性能の相違等の調整 を図る必要があ り,厳密 な比較 は困難であるが,いずれ も概数として見れば,日本における医療資本が諸外国 に比べきわめて潤沢 な状況 にあることがわかる. 一方,主要な医療労働投入の状況 を表3に示した.これを見 ると,病床当 りの医療スタッフの配置 に関 しては,日本は諸外国 に比べ,手薄 な状況 にあることがわかる.たとえば,看護職員 は人口当 りで見 ると 表1 国民医療費の分配 (医療機関の費用)構造 (平成 20 年度国民医療費) 費用項目 割合 医療サービス従事者 48.1% 医薬品 21 .9 医療材料 6.2 委託費 5 .1 経費,その他 18.7 (出典)厚生労働省ホームページ「我が国の医療保険制度 について」 Hiroya OGATA Department of Health Care Administration and Management, Graduate Schoo lof Medica lSciences, Kyushu University Health Care Delivery System in Japan : Features, Cha enges and Perspectives 50 尾 形 裕 也

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