用语集（不动産関连）.PDFVIP

用語集 （不動産関連） ◆不動産関連 ★公示価格 ：公示価格とは地価公示法に基づいて、国土交通省が発表する全国の土地価格の基準値のこと。公示価格の発表を行う意味 は、公平的な土地の価格の目安となる数値を開示して民間の土地取引を円滑にする目的があります。公示価格は、国土交通省の 「土地 鑑定委員会」が、全国の都市計画区域内に標準地を設定し、毎年1月1日時点の土地の正常価格を鑑定・審査します。なお、公示価格 の公表は毎年３月下旬～４月初旬となります。また国土交通省以外にも、各都道府県が毎年7月1日時点の標準価格を 「都道府県基準 地標準価格」として公表しております。 ★固定資産税路線価 ：固定資産税路線価とは、市街地などにおいて道路に付けられた価格のことであり、具体的には、道路に接する標 準的な宅地の１㎡当たりの土地の価格 （単位は円）をいいます。宅地の評価額は、この固定資産税路線価を基にしてそれぞれの宅地の 状況 （奥行、間口、形状など）に応じて求められます。固定資産税路線価は、概ね地価公示価格の７割を目安にされています。 ★相続税路線価 ：相続税や贈与税の算出の基礎となる路線価を 「相続税路線価」。 「固定資産税路線価」は、各市町村が算定していま すが、 「相続税路線価」は、各国税局 （税務署）が算定しています。相続税路線価は、概ね地価公示価格の８割を目安にされていま す。 ★市街化区域 ：市街地として積極的に整備する区域で、用途地域等を指定し、道路や公園、下水道等の整備を行い、住宅や店舗、工場 など、計画的な市街化を図る区域 ★市街化調整区域 ：市街化を抑制し、優れた自然環境等を守る区域として、開発や建築が制限されている区域。新たに建築物を建てた り、増築することを極力抑える地域となります。ただし、一定規模までの農林水産業施設や、公的な施設、および公的機関による土地 区画整理事業などによる整備等は可能です。 ★筆：土地登記簿においては、1個の土地を指す単位を筆（ふで）といい、1筆（いっぴつ）、2筆 （にひつ）などと数えます。登記所 では、1筆ごとに登記が行われ、地番がつけられることになっています。一般的に地番と住所表示は異なりますので注意が必要です。 ★地積 ：土地の面積を言いますが、地積には登記簿記録と実測値があります。実測値と登記簿記録が一致しているのが好ましのです が、事情により全てが一致しているわけではないので注意が必要です。 ★宅地 ：住宅、商業、工業に利用されている土地の分類を言います。宅地以外の分類としては、農地、林地等があります。また宅地 は、その利用されている形態により、更地、建付地、借地権、底地、区分地上権等に分類されます。 ★敷地 ：一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地 ★貸家 ：賃貸借されている建物 ★借家権 ：貸家に対する賃借人の権利 ★底地 ：借地権の設定されている宅地の所有権 ★借地権 ：借地借家法 （廃止前の旧借地法も含む）に基づく借地権 （建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権） 借家権 建物 貸家 借地権 土地 底地 ★広大地： 広大地とは、その地域における標準的な宅地の地積に比して著しく地積が広大な宅地で、都市計画法第4条第12項に規定 する開発行為を行うとした場合に公共公益的施設用地の負担が必要と認められるもの。 分譲区画1 分譲区画4 分譲区画7 ＊相続税は基本的に 「路線価×面積」で土地を評価しますが、面積 が広ければ相続税の負担が大きくなりますし、総額が大きくなるた め買い手が限られ売却価格も低くなります。そこで開発道路等の負 分譲区画2 分譲区画5 開発道路 分譲区画8 担がある場合には、広大地