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資料 資料 ３３ 資料資料 ３３ 「豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会「豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会」」をを設立設立 「「豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会」」をを設立設立 ～地域のかけがえのない財産を守る～ ～地域のかけがえのない財産を守る～ ～地域のかけがえのない財産を守る～～地域のかけがえのない財産を守る～ 城崎温泉街の木造３階建て建築物を将来にわたって保全するため、「豊岡市歴史的建築物 保存活用検討委員会」を設立する。 １ １ 豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会のの設立設立経緯経緯 １１ 豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会豊岡市歴史的建築物保存活用検討委員会のの設立設立経緯経緯 ⑴ ⑴ 現状現状 ⑴⑴ 現状現状 ア 豊岡市景観計画において指定された城崎温泉景観形成重点地区内の木造３階建て建 築物は約 200 軒（そのうち旅館は約 60 軒）に上る。国内でも有数の集積度を誇ってお り、情緒あふれる温泉街の景観を醸し出す重要な建築物ともなっている。 イ この建築物群は、北但大震災後に建てられた築50年以上のものが大半を占めており、 多くの建築物が現行の建築基準法には合致していない、いわゆる「既存不適格建築物」 となっている。このため、例えば１階部分を大規模に改築して飲食店にする等の用途 変更は、現在の構造や景観を保持したままでは実施できないのが実情である。 ウ このように、現状では歴史的建築物（※1）を利活用する上での建築基準法の制約が あることから、用途変更等が困難となっており、その結果として空き店舗の発生や駐 車場化が散見するなど、優れた景観が損なわれる危機に直面している。 （※1）指定文化財にまで至らない建築物 ⑵ ⑵ 国・県の動き国・県の動き ⑵⑵ 国・県の動き国・県の動き 昨年 10 月、経済成長戦略の一環として、「より多くの歴史的建築物（※1）の活用等が 円滑に行われるよう、建築審査会における個別の審査を経ずに、地方自治体に新たに設 ける、歴史的建築物の活用等や構造安全性に係る専門家などから構成される専門の委員 会等により、建築基準法の適用除外を認める仕組みを推進する」との方針を示した。 一方、今年 5 月 1 日には、兵庫県全域が医療をはじめとする国家戦略特別区域の指定 を受けたことから、歴史的建築物に係る建築基準法の適用除外に加えて、旅館業法につ いても規制緩和が可能となっている。 ⑶ ⑶ 市の取組み市の取組み ⑶⑶ 市の取組み市の取組み 市としては、先人が残してくれたかけがえのない財産である城崎温泉街の木造３階建 て建築物を、将来にわたって保全する必要があると考えている。 このため、建築審査会を設置する県と連携を図りながら、有識者による「豊岡市歴史的 建築物保存活用検討委員会」を設立し、安全かつ安心に利活用できる歴史的建築物の構 造基準等の検討を進めていく。