奈良県王寺町王寺小学校「防灾研修」开催报告.PDFVIP

奈良県王寺町 王寺小学校「防災研修」開催報告 １ 日 時：平成 21年 11月 5日 １０：４５～１２：１５ ２ 場 所：奈良県北葛城郡王寺町立王寺小学校 講堂 ３ 講 師：ＮＰＯ法人都市災害に備える技術者の会 神戸防災技術者の会 （陪席）ＮＰＯ法人都市災害に備える技術者の会 神戸市建設局 奈良市立春日中学校 ４ 対象者：王寺小学校５年生全員 約１１０名 教頭（１人） 担任（３＋１人） ５ 題 名：～阪神･淡路大震災の様子を聞き、地震への備えを学ぶ会～ ６ 内 容：５０分 ；パワーポイントを使った講義 １） 地震がおきたらどうするか ２） 家が倒れた時はどうするか ３） なぜ家が倒れたのか考えてみよう ４） 道路も水道もつぶれた ５） その時の生活は ６） その時の友達の生活は １０分 ；休憩 ３０分 ；液状化の説明と実験 ；家の模型作り「紙ぶるる」（名古屋大学福和研究室） ７ 防災研修実施状況： 授業風景 授業風景 液状化実験 ８ 質問と回答 講義の進行に伴い子供たちに質問を投げかけた。その質問と回答状況は次の通り。 ・Ｑ：阪神・淡路大震災のお話を聴いたことがある人 １４～１５人 ・Ｑ：昨年起こった中国四川省の大地震を知っている人 約４０人 ・Ｑ：地震が来たらどうするように学校で教えてもらったか 机の下にもぐる。頭を座布団などで覆う。 ・Ｑ：ブレーカーを知っている人 殆ど全員 ・Ｑ：非常袋を用意している人 １人 ・Ｑ：非常袋の中には何が入っているか 懐中電灯、水、軍手など ・Ｑ：地震対策について 家具の転倒防止をする。スリッパを履いて逃げる。 避難するときはブレーカーを切って逃げること。 古い家は補強が必要 ９ 講義内容（抜粋） ・ Ｅディフェンスでの倒壊実験（補強の有無による比較） ・ 倒壊家屋の下敷きになった人35,000 人の８０％は警察や消防ではなく近くにいた 市民である。 ・ クラッシュ症候群の説明 ・ 狭い道が消火活動の妨げになったことから震災復興後は道路を拡幅した。 ・ 断水のため消防士の消火活動が十分できなかった。 ・ 公園の木や空間は延焼防止の役割をする。 ・ 風呂の水をためておくことは消火活動にも水洗トイレにも使用できるので習慣づ けると良い。 ・ 阪神･淡路の震災では延べ１３０万人のボランティアの人達が支援してくれた。 ・ 学校も地震や火事で損壊した。講堂を仕切って授業をした。また、午前と午後で学 年を分けて授業をした学校もあった。 ・ 子供たちが作った「避難所新聞」により大人もスムーズに生活ができた。 ・ 地震で３４人の先生と１８７人の生徒が犠牲になった。 ８ 感想 ・講義を真剣に聞き私語は全くなく、要所では床に向かってメモを取っていた様子が 印象に残った。 ・画面の中に漢字での説明があったが、どの程度の漢字まで習っているのかが心配さ れた。（言葉や現象を出来る限りやさしい言い方で話していたが、どうの程度理解さ れたか、児童の感想文をいただき、今後の参考にする必要がある） ・担任の先生が「家に帰ってお父さんお母さんにこの話をするように」との注意があ