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日本社会福祉士会ニュース　№171（2014年６月） 公益社団法人公益社団法人 日本社会福祉士会日本社会福祉士会 この夏、私たちの専門性の「要（かなめ）」が変わります！ ～「ソーシャルワークのグローバル定義・注釈」最終案 日本語版が完成～ 1 第27回通常総会の議案について 5 2013年度助成金・補助金事業報告 6 No.171No.171 刑務所に社会福祉士等の福祉専門官を常勤配置へ 7 2014年度公益社団法人日本社会福祉士会行事予定表8 JUNE.2014JUNE.2014 事務局組織図 9 情報コーナー 9 BOOK/四谷事務局だより 10 この夏、私たちの専門性の「要（かなめ）」が変わります！ ～「ソーシャルワークのグローバル定義・注釈」最終案 日本語版が完成～ 　私たち社会福祉士が目指すべき価値や専門職とし 積極的な意見発信を行ってきました。 てとるべき態度・姿勢を示すものとして「社会福 　2014年２月には、IFSW・IASSWからこれまで 祉士の倫理綱領」があります。その前文では「ソー のパブリックコメントを反映した「ソーシャルワー シャルワークの定義」を私たちの実践の拠り所と クのグローバル定義」最終案（英語）が発表されて 位置づけています。ソーシャルワークの定義を社 います。同時にIFSW・IASSWにおける複数の公 会福祉士の倫理綱領の前文に位置づけることで、社 用語への最終案翻訳も行われており、IASSWでは 会福祉士とソーシャルワークを不可分のものとし、 日本語が公用語であることから、社専協と日本社 そして私たちの社会的存在価値をソーシャルワーク 会福祉教育学校連盟は共同の作業委員会を立ち上 の定義に依拠させました。その意味で、ソーシャ げ、「ソーシャルワークのグローバル定義」とそ ルワークの定義は、私たちの専門性の「要（かな の「注釈」について、最終案の日本語版を作成し め）」といえます。このソーシャルワークの定義の ました。 見直し作業が現在進められており、2014年７月に 　本号では、注釈を含めた最終案日本語版の全文を メルボルンで開催される国際ソーシャルワーカー 掲載します。注釈では、なぜ新しい定義がこのよう 連盟（IFSW）と国際ソーシャルワーク学校連盟 な文言となったのか、世界的なソーシャルワークに （IASSW）の総会もしくは合同世界会議では、新た 関する潮流や配慮すべき価値等、背景も含めて解説 な「ソーシャルワークのグローバル定義」（世界レ されています。 ベルの定義）がこの夏に採択される予定です。社会 　すべて