薬学部薬品分析化学I-hoku-iryo.PDFVIP

薬学部 薬品分析化学I 担当 副学長・薬学部教授 黒澤 隆夫 講義資料 http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~edu/ 1-1 薬品分析化学 第１回 分析化学とは ☆ 試料(sample) 中成分の種類、含有量 物理化学、無機化学、有機化学、生化学などの 知識を総合し、化学分析(chemical analysis) の ☆ 化学構造や存在状態の知見 技術、理論を体系づけた学問 薬品分析化学 ：医薬品、生体成分(生体分子）を主として分析対象とする 分析方法の分類 1. 目的による分類 (a) 定性分析(qualitative analysis) ： 構成成分が何であるかを決定（同定） (b) 定量分析(quantitative analysis) ： 構成成分の構造、成分比、量の決定 2. 方法による分類 (a) 化学的分析法 ： 化学反応を利用して定性、定量(すべての分析法の基準値) (b) 物理的分析法 ： 物理化学的手段を利用し、定性、定量(機器分析) 3. 規模による分類 (a) マクロ分析 ： 数百ミリグラム〜数グラム(化学的分析法） (b) ミクロ分析 ： 数十ミリグラム以下(物理的分析法） 4. 対象による分類 無機分析、有機分析、工業分析、食品分析、環境分析など 薬品分析（医薬品、生体成分、環境・食品分析など幅広い内容） 1-2 は、三角 は、四角 何があるか？ は、五角である。3 種類が存在 定性分析 (qualitative analysis) 定性分析 と 定量分析 試料（サンプル） 4個の三角、2個の四角、3個の五角が存在 定量分析 (quantitative analysis) どれだけあるか？ 化学反応を利用して定性、定量 （容量分析） !! 化学的分析 ☆ 簡単な装置、試薬、器具で分析 と ☆ すべての分析法の基準値 物理的分析 物理化学的手段を利用し、定性、定量 （機器分析） 化学分析(マクロ分析） １ 円 ？ 1 g 0.25 g 0.1 g 0.05 g (50 mg) 1 機器分析(ミクロ分析） マクロ分析 1000 と 1 mg 1 mg 1 ng 1 pg ミクロ分析 (1 x 10-3 g) (1 x 10-6 g) (1 x 10-