消防整备基本方针.PDFVIP

消防整備基本方針 （平成２５年度～平成３１年度） 平成２４年１０月策定 守口市門真市消防組合 消防整備基本方針（平成２５年度～平成３１年度） 目 的 人口変動に合わせた財政規模に、現行の消防力を維持した持続可能な組織体制を再構築する。 庁舎統合整備を優先し、消防車両等を適正配置し最終的には職員規模を３２６人とする。そして両市の基本理念である「安全 で安心な生活の確保」にむけた最高レベルの消防体制を市民に提供することを目的とする。 １．庁舎の適正配置及び耐震化 ２．高機能消防指令システム及び 消防救急デジタル無線設備の整備 ・ 効率的な部隊運用体制（統合によ ・ 指令システムの更新 る複数部隊運用）による災害即応 ・ 位置情報通知共通システムの導入 ・ 防災拠点である両消防署の耐震化 ・ 出動車両運用管理装置の導入 ３．大規模災害時の対応力強化 ・ 高度救助隊員の育成 ・ 地震対応高度資器材の導入 ・ 自主防災組織の育成指導 ・ 消防団との連携強化 ４．救急体制の安定運用 ５．予防体制の充実強化 ・ 救急件数の増加対策 ・ 保安３法事務処理の確立 ・ 傷病者の搬送及び受入れの実施基 ・ 保安３法及び危険物事務処理の効率化 準の充実強化 ・ 防火対象物・危険物施設の査察強化 ・ 防火・防災管理体制の周知 守口市門真市消防組合 指令システム・デジタル無線整備 ●高機能消防指令システム主な機能 ① 統合型位置情報通知システム 携帯/IP １１９通報者の発信位置情報を 通信事業者網より受信し、指令システムと 連携して迅速な災害点を決定するシステム。 ② 出動車両運用管理装置 GPS 技術を利用し、出動中の車両位置を 自動的に検出し、動態情報と共に指令室へ 伝送することにより指令室で車両位置動態 情報をリアルタイムに把握することができ る。 指令室では災害発生時に、常に現場に最も 近い車両を出動させることが可能となる。 ③ 車両運用端末装置 出動車両の位置を自動的に検出し動態情報と共に指令室へ伝送し、指令室で車両位置（地 図等検索装置画面上）及び動態情報を見ることができる。ディスプレイ上に表示可能な地図 には以下のものが表示可能。 ・自車位置 ・他車両位置 ・指令内容 ・災害点 ・水利位置、危険物位置 ・道路障害、水利障害 ・指令情報検索 ・病院検索 ・目標物検索 ④ 災害状況等自動案内装置 自動出動指定装置及び音声合成装置によって行われる、市民への災害状況案内装置である。 ⑤ メール１１９受信装置 災害時要援護者等からのe メールによる災害通報を受信する装置である。メール着信時、 警告音を鳴らすとともに、表示灯で指令員へ着信を通知する