授业展开案高等学校国语「国语総合」.PDFVIP

佐賀県教育センター 平成24 年度ＩＣＴ利活用教育研究 授業展開案 高等学校国語 「国語総合」 １ テーマ 「羅生門事件」裁判 ２ ＩＣＴ利活用のねらい 作品全体の読解終了後，発展的学習活動として模擬裁判を行う。それぞれの役においてきちん と根拠を挙げて下人の行動の是非を考えていく過程でＩＣＴ機器を使用し，生徒の興味・関心を 喚起するとともに異なる立場の意見を踏まえて言語活動を行う手助けとする。 ３ 利活用する ＩＣＴ機器及びソフトウェア ①機器：電子黒板，学習者用端末 ②教材：「羅生門事件」裁判(Microsoft PowerPoint) ４ ＩＣＴ利活用の場面 学習内容 ＩＣＴ利活用の場面 「羅生門」の内容を復習する。 ①説明の補助 ：「羅生門」の内容をまと めたものを表示する。 模擬裁判において，自分の意見を学習 ②表現活動 ：検察側，弁護側に分かれた 者用端末に記述する。 生徒たちに，それぞれ下人の有罪理 由，無罪理由を学習者用端末に記述さ せる。 裁判を受けて，下人に判決を下す。 １ 佐賀県教育センター 平成24 年度ＩＣＴ利活用教育研究 ５ ＩＣＴ利活用のポイント ①説明の補助 「羅生門」のあらすじを新聞記事風にまとめたものを表示して，小説の内容を復習させる。 また，小説中に出てきた「聖柄の太刀」の画像を見せたり，「檜皮色」の色目を表示したりし て，生徒の興味・関心を喚起する。 １ 事件の概要Ⅰ ・先日の雨の夜、朱雀大路の南方正面の大門・ 通称「羅生門」において、住所不定無職の下人 （１５～１８？）が、門の上にいた老婆に突然襲 い掛かって持っていた太刀で脅し、老婆の着物 をはぎ取って逃走した。老婆は手や足に軽いけ がを負った。 ②表現活動 検察側，弁護側に分かれた生徒たちに，それぞれ下人の有罪理由，無罪理由を学習者用端末 に記述させる。 ４ 検察側からの有罪理由 ６ 弁護側からの無罪理由 （理由を述べて下人を追い込む） （理由を述べて下人を弁護） 裁判を受けて，電子黒板に判決を表示する。 11 判決 では、判決を言い渡します。 ２