麻郩科後期研修.PDFVIP

麻酔科後期研修 ● 研修責任者名 麻酔科部長 小多田 英貴 ● 概要 －バランスの取れた麻酔科研修－ 当科は現在麻酔科医10名のスタッフで手術麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和医療、チーム医 療にも積極的に参画しています。市中病院における疾患に関しては、各分野の専門指導医の元にバラン スのとれた麻酔科研修を受けられます。 ● プログラムの特徴 －幅広く麻酔関連業務を研修したいやる気ある若手医師を求む！－ 当院後期麻酔科研修は、原則としては３年間を基本としています。（後期２,３年目中途からの希望に も応じることができます） ＜手術経験可能科＞ 外科（呼吸器、消化器、乳腺、肝胆膵）、脳外科、耳鼻咽喉科、整形外科、泌尿器科、産婦人科、歯科口 腔外科、形成外科、眼科 １年目：年間約3,000例の麻酔科管理症例があり、最低でも一人300例/年は経験することができ、当院で施 行されるあらゆる手術・麻酔症例を自ら主体的に数多く経験していくことが中心となります。気管挿管・ 動静脈カテーテル挿入・中心静脈穿刺・硬膜外麻酔・脊椎麻酔・神経ブロック法などの手技の確実な会 得、あらゆる手術術式への理解、合併症や周術期の問題点に対する対処などについて経験しつつ学んで いきます。 麻酔管理法は、できるだけ視野を広く応用性を高めるために、一定の方法にはこだわらず、各症例に 最も適すると考える麻酔法、モニターなどを自由に選択して行えるように配慮し指導しています。 ２・３年目：ある程度の周術期麻酔管理についての経験を積んだ後で、希望によりペインクリニック、集 中治療、チーム医療などについても研修可能です。 （備考） ・ 当院麻酔科は滋賀医科大学麻酔科専門医研修プログラムの関連病院として登録しています。 ・ 当直を含めた救急外来業務にも携わります（後記レジデントのduty）ので、並行して救急に関する 研修や指導を受けることができます。 ・ 日本麻酔科学会の認定研修施設でもあり、２年間の経験で麻酔科標榜医・認定医、４年間の経験を 経て麻酔科専門医となることが可能です ・ ママさん麻酔科医も１名在籍しており、家事育児と両立できる勤務スタイルも提供できます（院内 託児所の空き状況によります）。 ・ 現在（2016年度）のスタッフには、麻酔科指導医は７名、専門医２名、標榜医・認定医１名、さら にペインクリニック専門医４名、放射線診断専門医・核医学専門医１名、緩和医療暫定指導医１名、 救急専門医１名など幅広く在籍しています。 ・ 日本麻酔科学会・日本臨床麻酔学会・日本集中治療学会・日本ペインクリニック学会・日本緩和医 療学会などに研修医は積極的に参加していただき学会発表や論文作成などもサポートしています。 以上、当科の研修について紹介いたしましたが、当院麻酔科は偏った大学からでなくモチベーション の高い医師が多く集まっています。視野を広げ幅広い麻酔科研修を受けたいと思っている方に最適です。 是非、お待ちしています。 18 ● 主な設備 手術室７室、ＩＣＵ６床、人工呼吸器６台、ＮＰＰＶ２台、気管支鏡５台、エコー２台 ● 取得できる認定・専門医 麻酔科専門医、集中治療専門医、ペインクリニック認定医、緩和ケア専門医 ● 主な症例数（2014年１月１日から12月31日まで） 全手術症例 約4,300件 全身麻酔症例 約3,000件 ＩＣＵ入室患者数 約1,000件 ペインクリニック外来患者数 約3,600件 緩和ケア介入患者数 約100件 ● カンファレンス等 麻酔担当症例のチェックとＩＣＵカンファレンスを毎朝、モーニングカンファレンスを週１回 19