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汉方频用処方解説加味逍遥散①井上隆弥
2010 年 12 月 8 日放送
漢方頻用処方解説 加味逍遙散①
大阪大学大学院医学研究科 漢方医学寄附講座 助教 井上隆弥
(1) 主な効能
まずは加味逍遙散の主な効能についてです。保険適応エキス製剤はいくつかの製薬会社
から出ており、構成生薬およびその分量はメーカーによって若干異なっていますが、おお
むね体質虚弱な婦人で肩がこり、疲れやすく、精神不安などの精神神経症状、ときに便秘
の傾向のある次の諸症。 冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症
となっています。これらの症状の中でも臨床で特に重要なものは、「婦人で精神不安など
の精神神経症状」であるという点です。この点については、鑑別疾患の所において後述さ
せていただきたいと思っております。
(2) 処方名の由来、処方の出典
まずは処方名の由来ですが、逍遙にはもともと「のんびりときままにぶらぶらする」と
いった意味があり、矢数道明先生は『漢方後世要方解説』の中で「鳥が高く飛び回るよう
に、何物にも束縛されず心のままに楽しむ事」とおっしゃっておられます。
それでは原典を見てみましょう。加味逍遙散の原典は多くの成書において『和剤局方』
となっております。確かに加味逍遙散から牡丹皮と山梔子をのぞいた逍遙散は『和剤局方』
に書かれておりますが、加味逍遙散の記載は同誌にはありません。また逍遙散に牡丹皮と
山梔子を加味した方剤は薛己(せっき)の『女科撮要』(にょかさつよう)が最初であると
『勿誤薬室方函口訣』(ふつごやくしつほうかんくけつ)に書かれておりますが、この処方
も薄荷と生姜を欠いており、現在用いられている10種類の生薬ではありません。
結局、現在使用されている加味逍遙散が初めて記載された書物は『万病回春』の「虚労
篇」であるとされています。
今回はこのうちの『和剤局方』の条文をお示しいたします。
まず『和剤局方』には「血虚労倦(ろうけん)し、五心煩熱し、肢体疼痛し、頭目昏重
(こんじゅう)、心忪頬赤(しんしょうきょせき)、口燥咽乾し、発熱盗汗し、減食嗜臥(し
がい)、および血熱相搏(あいう)ち、月水調(ととの)はず、臍腹脹痛し、寒熱瘧(おこ
り)のごとくなるを治す。また室女の血弱く陰虚して栄衛和(えいえわ)せず、痰嗽潮熱
し、肌体(きたい)るいそうし、漸く骨蒸(こつじょう)となるを治す」と書かれていま
す。
これは、血虚による疲労倦怠、手足と胸中に熱感と胸苦しさがあり、身体が痛み、頭と
目がくらんで重く、動悸して頬が赤くなり、口や咽が渇いて熱が出たり寝汗があったり、
食欲が低下して身体を横たえていることを好み、血と熱が絡み合って月経不順となり、腹
が張って痛み、マラリアのように間欠熱のあるものを治す。また、未婚女性が貧血で、陰
が虚し栄氣と衛氣の不調和から咳や痰が出たり、弛張熱が出て痩せ衰え、やがて結核にで
もなろうとする者を治すという意味になります。
これらの病態を現代医学的に述べれば「消化吸収機能の低下と栄養不良状態や免疫・内
分泌系の失調状態が基礎にあり、これに自律神経機能の失調が加わったもの、いわゆる慢
性炎症性疾患に対する処方」と解釈できるでしょう。
(3) 生薬構成の漢方的解説
次に加味逍遙散の生薬の構成を考えてみましょう。加味逍遙散は柴胡、芍薬、蒼朮、当
帰、伏苓、山梔子、牡丹皮、甘草、生姜、薄荷の10味から構成されています。個々の生薬
の作用解説については時間的に無理なので総合的な効能、効果についてのみお話しさせて
いただきます。
この処方には1.抗炎症作用、2.胃腸機能調整作用、3.駆瘀血作用、4.精神安定作用
があります。第一に「抗炎症作用」でありますが、これは柴胡、芍薬が関連します。また
この2剤には鎮静効果もあり、自律神経系への緊張緩和に作用していると考えています。
次に蒼朮と伏苓による「胃腸機能調整作用」が挙げられます。この2剤は利水剤であり、
下痢や浮腫を軽減させるだけでなく、抗消化性潰瘍作用、利胆作用も有しています。また
「駆瘀血作用」でありますが、これはいわゆる末梢循環改善作用の事であると考えていま
す。当帰、芍薬には補血、滋養強壮作用があり、全身を滋潤、栄養し、内分泌機能を改善
させ、月経を整え
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