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（プレゼンのハンドアウト直し） テーマ 平成１６年１０月６日　１班 建築学科　　　　　吉田　絢子 建築学科　　　　　細井　憲市 物質化学工学科　　大島　恵 物質化学工学科　　伊丹　暁 主な流れ 　　　　　　 ?江戸時代～ ?寺子屋の設立 ?１８７２年～ ?「学制」（学区制創設）文部省編纂「小学算術書」出版学校令公布で小学校初等科（３年）、中等科（３年）、高等科（２年）に。「教育令」（学区廃止）。 ?「教育令」改正（学区復活）「小学校令」改正（国定教科書制度成立）国定教科書「尋常小学算術書」（黒表紙教科書）出版（同年４月より使用義務教育年限の延長にともない黒表紙教科書第一次修正中学校数学科教授要目改正 ?１９１８年～ ?黒表紙教科書第二次修正　　?雑誌「算術教育」創刊黒表紙第三次修正（メートル法実施に伴う修正）国定教科書「小学算術」（緑表紙教科書）出版始まる（昭和15年完成）国民学校理数科算数用教科書「カズノホン」「初等科算数」（水色表紙教科書）出版中学校数学１種検定教科書「数学　第一類?第二類」出版日本中等教育数学会が日本数学教育会と改称　　　　?１９４６年～ ?暫定教科書「中等数学　第一類?第二類」発行「学習指導要領算数?数学科編（試案）?１９５１年～ ?「小学校学習指導要領　算数科編（試案）」および「中学校高等学校学習指導要領　数学科編（試案）」（生活単元学習）「小学校学習指導要領」、「中学校学習指導要領」改訂（系統学習）「小学校学習指導要領」、「中学校学習指導要領」改訂学習指導要領が小中で実施される　明治時代 ?寺子屋時代 江戸時代、藩の武士の子を教育するところとして藩校があったが、一般庶民の子弟を教育する場は寺子屋であった、いずれも「読み?書き」が中心であったが、江戸末期になるにつれて「そろばん」をも教える藩校や寺子屋が増えてい教授方式は個別学習方式であって、学習者自身が自らの進度に応じて個別に学習する方式がとられていた。 算数のテキストとしては「塵劫記」またはその亜流の物が使われていた。この塵劫記は単なるそろばんの解説書だけではなく、日常生活に必要な数学的知識を豊富に盛り込んであり、またさし絵入りでだれにも親しみを感じさせるように工夫されて寺子屋での学習方法も、なぜそうなるかという論理的筋道を重んずるのではなく、個々の一つずつの問題をどうして解くのかという解法の技術を身につけることが主であって、各自、一人一人が問題と取り組み、技を磨きながら次に進んでいくという方法がとられていた。 この本の教材の配列には数学的な系統性は見られず、易しい問題に続いて突然難しい問題がでてくるなど、多くの欠点も見られる。 この時期は混迷の時代であって、和算と洋算、そろばんと筆算のいずれを取るかの対立があった時代である。しかしながら、次第に教育の国家統制が進められる中、西洋流の数学教育が定着していった時代でも江戸時代の日本の数学和算ではない。明治の学制改革で和算は廃止され、それ以降、西洋の数学洋算だけを教えるようになってきたこの「学制」における小学校は、尋常(じんじょう)小学、女児小学、村落小学、貧人小学、小学私塾、幼稚小学に類別され尋常小学は上下二等に分けられていた。14年に文部省から「小学校教則綱領」が布達された。これによると、小学校は初等、中等、高等の３段階に分け、初等科?中等科は各３年間、高等科は２年間のあわせて８年間の制度となった。 数式だけでなく、文章までも横書きになったことである。検定時代の初等数学の教科書がどれも縦書きであったことを考えれば、大きな変化であったことがわかる。比較 黒表紙教科書 たとえば、第2学年までは100以下の数の範囲で四則計算を暗算で行わせていた。第3学年の「筆算ノ除法」では、６４８÷２が次のような筆算形式で示されている。第3年からは筆算が指導される。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 現在：第1学年で、1桁の足し算、引き算をならって、第2学年の（上）で2桁の足し算、引き算を習い、（下）で簡単なかけ算（九九程度）を習っている。第3学年では、（上）が3桁の足し算、引き算それと、１０のかけ算、筆算方法、1桁のわり算を習い、（下）では正方形などの形やあまりのあるわり算、時間、2桁のかけ算、重さを習っている。黒表紙時代と比較してみると、それほど大きな内容の変化は見られないものの、そのころよりは内容的に簡単になっていると思われる。 他国との比較 当時の英国は古典的な幾何学教育を行っていた。ユークリッドの「原論」の英訳がそのまま教科書に使われていたと言われている。 　　（写真の詳細は試料P１１を参照） 第２章　戦前（大正～昭和初期） 緑表紙教科書とは何か？ 　正式名称