日田市埋蔵文化财年报.PDFVIP

平 成 18 平成18年度（2006年度） 年 度 日 日田市埋蔵文化財年報 田 市 埋 蔵 文 化 財 年 報 日 田 市 教 育 中川原遺跡２次 委 員 会 2008 日田市教育委員会 発刊にあたって  平成18年度に市町村合併後の新日田市のまちづくりの基本理念や施策の基本的な方向を示した 「第５次日田市総合計画」を策定しました。文化芸術等の振興の主要施策として、文化財や芸術文 化等の保存、継承、発展に努めるとしており、当課でも多くの文化財の適切な保存と活用を図るべ く、各種の事業に取り組んでいます。  埋蔵文化財の分野におきましては、開発事業に伴う発掘調査事業を進めるとともに、事業者及び 市民の方々に対して埋蔵文化財への理解をより一層深めていただくよう普及・啓発活動の更なる充 実を図って参りたいと考えております。  この１年間日田市の埋蔵文化財調査及び普及・啓発に多大なるご指導・御協力を賜りました関係 者の皆様方に、心よりお礼を申し上げます。 平成20年２月 日田市埋蔵文化財センター施設長         日田市教育庁文化財保護課長  原田 文利  例  言 １． 本書は、平成18年度に日田市教育委員会が行った埋蔵文化財保護事業の概要をまとめたものである。 ２． 発掘調査における遺物・図面・写真類等の資料については、日田市埋蔵文化財センターにて保管・展示している。 ３． 表３・４における「詳細地図番号」は日田市作成「1/2,500都市計画基本図」および大分県作成「1/5,000大分県森林基本図」、「住宅地図」をもとに作成し、 センターにて保管している。 ４． 受領図書は平成18年４月１日から平成19年３月31日の間に日田市教育委員会に寄贈された書物を掲載し、併せて日田市立博物館宛ての書物も掲載した。 ５． 受領図書一覧表の作成では、伊藤一美・武石和美両氏の協力を得た。 ６． 表紙写真は、中川原遺跡２次調査で検出された縄文時代後期の竪穴住居に伴う石組炉である。 ７． 本書の執筆は、Ⅰ－２)を各担当者が行ったほかは矢羽田が行い、文責を末尾に記している。 ８． 編集は各担当者の協力の下、矢羽田が行った。 組  織 目  次 平成18年度の日田市教育庁文化財保護課の構成及び埋蔵文化財係の組織は 発刊にあたって 以下のとおりである。    Ⅰ 平成18年度の埋蔵文化財調査事業 ･････････････････････････････････････ 1  1) 平成18年度埋蔵文化財調査の概要 ･････････････････････････････････ 1 文化財管理係（５人）  2) 発掘調査・確認調査の概要 ･････････････････････････････････････････････ 4  3) 試掘調査・立会調査・照会の概要 ･････････････････････････････････ 9 文化財保護課長 兼