需要と供给は.PPT

4 市場における需要と供給の作用 需要と供給は、経済学者が最も頻繁に使う言葉である。 需要と供給は、市場経済を機能させる力(forces)である。 現代のミクロ経済学は、需要と供給と市場均衡を説明する学問である。 市場と競争 一つの市場（ market ）とは、特定の財やサービスについての売り手と買い手の集まりのことである。 供給や需要という言葉が指しているのは、市場のなかでお互いに関係しあっている人々の行動のことである。 市場と競争 買い手が需要（ demand ）を決める。 売り手が供給（ supply ）を決める。 競争市場（92頁）Competitive Markets 競争市場（ competitive market ）とは、多くの買い手と売り手が存在し、一人一人の売り手や買い手が市場価格に影響を及ぼさないような市場のことをいう。 競争：　完全か非完全か 完全競争（Perfect Competition） 販売されている財は全て同じ。 売り手と買い手が多数存在するので、市場価格を左右できるような単独の売り手や買い手は存在しない。 売り手も買い手も、市場で決まった価格を受け入れるしかない（価格受容者： price takers）である。 独占（Monopoly） 売り手が一人であり、売り手が価格を決めている場合。 競争：　完全か非完全か 寡占（Oligopoly） 売り手が少数。 厳しい競争がいつもあるわけではない。 独占的競争（Monopolistic Competition） 売り手が多数存在。 少しずつ異なる財を売り手それぞれが販売している。 それぞれの売り手が自分の商品の価格をある程度まで自分で決めることができる。 ２．需要（DEMAND）（95頁） 財の需要量（Quantity demanded）とは、買い手が買いたいと思い、そして買うことができる財の量のことである。 需要法則 需要法則（ law of demand ）とは、他の条件を一定として、需要量が価格の上昇につれて減少し、価格の下落につれて増大するという関係のことである。 需要曲線：　価格と需要量の関係 需要表（Demand Schedule） 需要表（ demand schedule ）とは、財の価格と需要量の関係を示した表のことである。 表　キャサリンの需要表 需要曲線：　価格と需要量の関係 需要曲線 需要曲線（ demand curve ）とは、財の価格と需要量の関係を表すグラフのことである。 図４－１　キャサリンの需要表と需要曲線 市場の需要と個人の需要 市場の需要とは、ある特定の財やサービスについての全ての個人の需要の総和である。 グラフで言うと、個人の需要をすべて水平方向に足し合わせると、市場需要曲線ができあがる。 需要曲線のシフト 需要量の変化 需要曲線上の変化 財の価格の変化によって引き起こされる。 需要量の変化 需要曲線のシフト 消費者の所得 関係する財の価格 嗜好（Tastes） 予想（Expectations） 買い手の数 需要曲線のシフト 需要の変化 需要曲線のシフトは、左にも右にも起こりうる。 全ての価格において需要量が変化するような変化によって需要曲線のシフトは起こる。 図４－３　需要曲線のシフト 需要曲線のシフト（98頁） 消費者の所得 所得が増加すると、正常財（ normal good ）の需要は増加する。もしくは上級財とも言う。 所得が増加すると、劣等財（ inferior good ）の需要は減少する。もしくは下級財とも言う。 正常財＝上級財 劣等財＝下級財 需要曲線のシフト（100頁） 関連する財の価格 一つの財の価格低下が別の財への需要を減少させるとき、その二つの財は代替財（ substitutes ）であるという。 一つの財の価格低下が別の財への需要を増大させるとき、その二つの財は補完財（ complements ）であるという。 表４－１　需要の決定要因（101頁） ３．供給（103頁） 供給量（ Quantity supplied ）とは、売り手が販売を望み、そしてそれが可能な量のことである。 供給法則 供給法則とは、他の条件を一定として、ある財の価格が上昇すると供給量は増大し、価格の下落につれて供給量は減少することである。 供給曲線：　価格と供給量の関係 供給表（104頁） 供給表（ supply schedule ）とは、ある財の価格と供給量の関係を表す表。 表　ベンの供給表 供給曲線：　価格と供給量の関係 供給曲線 供給曲線（ supply curve ）とは、ある財の価格と供給量の関係を表すグラフのことである。 図４－５　ベンの供給表と供給曲線 市場の供給と個人の供給 市場の供