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第5回火山都国际会议报告-东京大学地震研究所
(「火山」解説原稿)2008.1.11
第5回火山都市国際会議報告
Report of Cities on Volcanoes 5 Conference
第5回火山都市国際会議実行委員会?同島原事務局1
COV5 Organizing Committee and Secretariat1
1:執筆責任者,中田節也.東京大学地震研究所.〒113-0032東京都文京区弥生1-1-1
Corresponding author: Setsuya Nakada, Earthquake Research Institute, University of Tokyo
nakada@eri.u-tokyo.ac.jp
1.はじめに
アジアで初めての開催となった火山都市国際会議(以降COV)の第5回大会が,平成19年11月19日(月)から23日(金)にかけて,長崎県島原市で開催された(写真1).COVは,火山災害の軽減のために,火山研究者だけでなく,火山学以外分野の研究者,火山災害に関連する行政?技術者,地域住民,マスコミ等が集まって情報と意見交換を行うもので,国際火山学地球内部化学協会(IAVCEI)のCities and Volcanoes Commissionがほぼ2年おきに開催している.IAVCEIが独自で行う会議としては4年ごとのGeneral Assemblyに次いでCOVが大きいものとなっている.
COV5は日本火山学会と島原市が主催し,九大理学院,東大地震研,国交省九州地方整備局,長崎県,雲仙市,南島原市,雲仙岳災害記念財団が共催した.参加登録者は,31カ国から合計600名(うち国内研究者334名)になり,その数はこれまでのCOVで最大となった.講演申込数も約550と前回のエクアドル?キト大会をやや上回った.今回の大会の特色は「火山との共生」を前面に出し,火山研究者,火山災害に関連する技術者や行政関係者だけでなく,直接火山災害を経験した地域住民やマスコミ,さらには小中高生などが参加したことである.島原市長を始め,島原市の全面的協力の下で本大会が準備?運営され,合計参加人数が約2,700に達する大規模なものとなった.会場は,普賢岳噴火災害の被災地跡地に建設された島原復興アリーナ及び雲仙岳災害記念館である.
日本人研究者が一人でも多く参加できるように,日本火山学会秋季大会を前日の11月18日(日)に設定し,COV登録料の学会員割引を導入するなど,秋季大会で予定の講演をできるだけCOVで発表できるように配慮した.また,秋季大会の懇親会とCOV前日のアイスブレーカーを一体化させた.さらに,11月16?17日に同所で開催した日本災害情報学会の参加者の多くがCOVにそのまま合流できるように,災害情報関連のプログラムを前半に持ってくる配慮をした.なお,火山学会員としての登録者数は150を上回り,IAVCEI会員としてのそれは109(うち日本人26)であった.
大会は中日の巡検を含んで5日間にわたって開催された.10セッションからなる3シンポジウムを行った.火山学研究を中心に発表する1会場を除いて,3会場において日英同時通訳を提供した.また,住民やマスコミ,防災関係者が参加する10のフォーラムを用意した.大会中日には雲仙岳の噴火と災害を学ぶ巡検が行われた.さらに,大会の前後には,全国10カ所と済州島1カ所の巡検を実施した.
ここに本大会の運営と成果を簡単に紹介し,日本火山学会が主催した国際会議の記録としたい.
2.大会準備
2?1.事務局体制と準備
2006年4月に杉本伸一を局長とする島原市職員4名,松島 健(九大)が加わり,雲仙岳災害記念館内に事務局を設置した.翌年4月には,市から2名,九大から1名の研究員が増強された.事務局では,会議に向けて1年半以上前から,地元向け英会話教室や事前行事開催,宣伝用旗の掲示,広報誌等を通じて,一般市民への周知を行うとともに,大会中の一般ポスター発表,街なか歓迎行事,パーティや昼食,会場設営,市民参加型フォーラムなどの準備を精力的に行った.ホームページや各種印刷物の構成?デザインなども地元事務局が行った.また,大会期間中には学術関係者も含めた約100名のスタッフ,延べ約470名の市役所動員者とアルバイト?ボランティア学生,約80名の外国語ボランティアを含む約120名の市民ボランティアがCOV運営にあたった.さらに島原城パーティや街なか交流イベント,学校訪問行事などで3,000人を超える市民がCOVにかかわった.このような市民参加型の地元が主体となった大会運営が参加者から高い評価が得られる結果となった.受付運営等は,国際大会の運営経験が豊富な(株)ザ?コンベンションが担当した.ただし,ホテル,
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