研究助成业绩报告集.PDF

研究助成業績報告集 2013 （平成25）年度 学術活動支援 公益財団法人 循環器病研究振興財団 ＊ 目 次 ＊ No 研 究 課 題 研 究 代 表 者 頁 エゼチミブ の家族性高コレステロール血症に及ぼす有用性の検討 1 斯波真理子 1 に関する研究 2 中心血圧に関する追跡調査 河野 雄平 5 高血圧患者におけるアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ＡＲＢ)の尿 3 河野 雄平 8 酸排泄増加作用なたびに血管内皮機能に関する比較・検討 4 治療低抗性高血圧に対する効果的な降圧薬の併用に関する研究 河野 雄平 10 肥大型心筋症における左室収縮協調不全：心電図同期心筋血流 5 木曽 啓祐 13 SPECT 位相解析による検討 6 スタチンによる腎機能障害進行抑制効果に関する研究 岩嶋 義雄 16 生活習慣病、高血圧治療におけるオルメサルタンの有用性に関する 7 林 真一郎 19 研究 高血圧患者における降圧薬併用の腎機能へ及ぼす影響に関する研 8 中村 敏子 21 究 9 急性期脳出血への降圧療法に関する研究 山上 宏 25 不安定動脈硬化巣を検出する核磁気共鳴法を用いた新たな冠動脈 10 安田 聡 27 分子イメージ法の開発 エゼチミブの家族性高コレステロール血症に 及ぼす有用性の検討に関する研究 国立循環器病研究センター研究所・部長 斯波 真理子 Ⅰ．緒 言 た上で下記の内 2 項目が当てはまる場合とした.上 家族性高コレステロール血症（FH）は、Low density 記対象のうち,アキレス腱の部分断裂の既往がある lipoprotein (LDL)受容体遺伝子の変異による遺伝 1例と,大動脈炎症候群を併発している1例を除外し 病である。へテロ接合体は 500 人に 1人以上、ホモ た 125例(男性44 人,女性81 人)を研究対象とした。 接合体は 100万人に 1人以上の頻度で認められ、わ 超音波とX 線での測定結果の関連を解析するために、 が国におけるFH 患者総数は25 万人以上と推定され X線でアキレス腱の厚さを計測した46例(男性22名、 る。FH は高LDL コレステロール(LDL-C)血症、アキ 女性24名)を対象とした。また本研究のプロトコル レス腱黄色腫および若年性冠動脈疾患を主徴と