抗真菌剂效力检定法-j-stagejournals.pdfVIP

昭和36年12月 25r 検 査 手 技 抗 真 菌 剤 効 力 検 定 法 講師　香 川 三 郎 東京大学医学部附属病院分院皮膚科 抗真菌剤 の抗菌価測定には色 々な方法が行われている 小試験管立てに小試験管 を1系列,通 常10本を並べ, が,最 も一般的なもの として,ブ イヨン培地 を使用する 1から10番まで番 号を うってお く.小試験管 の1番 目に, 試験管内抗菌価測定法にっき,著者 が 日常行つてい る手 原液 を適当量入れ,第2本 目～10本目までは溶媒 の一定) 技を中心 として述べ ることにす る. 量 を入れる.これらの量は抗菌試験 を何系列行 うかによ つて適 当に増減すれ ばよい.ブ イヨン培地 を容れた各試, 1.抗 菌価測定 に使用する器具,薬 品 a)小 試験管 内径1cm,長さ10.5cm位,容量7～8 験管 に加 える液 の量は0.5ccであるから,2系列 にっい… て行 う場合 は倍数稀釈 を行ったあ との液の量は各試験管 ccのもの.倍数稀釈系列 を作 るのに使用. b)メ スピペツ ト1cc及び2ccのもの 共少 くとも1.Occは必要 と云 うことにになるが,余 分 を みて少 し多 目に作っておいた方が安全である.今2本 目 c)ブ イヨン培地用試験管 肉厚,硬 質,容量30cc位 以下に溶媒各 々2cc宛入れておいたとすれば,第1本 目 の もの,こ の試験管 に5ccから10ccまで,0.5ccごとに の原液2ccをピペ ッ トで吸い上 げ,第2本 目に加 え,十一 目盛 りをっけてお くと便利.d)試 験管立て 鼠)の小試 分混合 してから2CCを吸い上 げ第3本 目に加 える.以下 験管 を立てるためのものは2列,孔 の数 は1列10コの も 同 じ様 に操作 を繰 り返す と倍数稀釈系列 が出来 る.この ・ の,b)の試験管 を立てるためのものは2列,孔 の数1列 稀釈系列 は正確 に行 う必要参ある. 12コのものが便利. 次 にSabouraud4%葡萄糖 ブィヨン培地 を入れた試 e)乳 鉢,乳 棒 菌の磨砕,菌 液作製に使用. 験管の1系 列,10本を並べ,番 号 を うつてお く.培地の f)ト ーマ血算板 菌の胞子を数え,菌液の濃度の調 量は9.5ccとす る.前記の如 く試験管に 目盛 りをっけ℃ 製 に使用. お くと,9・5ccの所 までブイヨンを入れれ ば よいから操三 9)蒸 溜水 菌液の稀釈に使用,滅 菌 してお く. 作 は簡単である.この培地 に倍数稀釈 を行った抗真菌剤;, h)溶 媒 滅菌水,アル雛一ル,ア セ トン等 の有機溶 溶液 を:各管0.5cc宛加 えると,