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小泉尚嗣氏提供资料
有識者提供資料
小泉尚嗣氏
提供資料
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1946年南海地震前年南海地震前の地下⽔変化と地下⽔変化と地殻地殻変動変動
小泉尚嗣・梅田康弘・板場智史
独立行政法人産業技術総合研究所
活断層・地震研究活断層・地震研究センタセンター
概要1
事実
・南海地震前・南海地震前の四国・紀伊半島における地下水変化の四国・紀伊半島における地下水変化→→基本的に低下基本的に低下
a.温泉の水位・湧出量低下
・道後温泉・湯峯温泉の水位・湧水量低下
・歴史的に繰り返している歴史的に繰り返している。地震前から変化したかどうかは不明地震前から変化したかどうかは不明。
・地震時~地震後の低下については、静的な体積歪変化で定量的説明可。
・勝浦(紀伊半島)の温泉の湧出量低下:1946 年南海地震の6時間前。
b.太太平洋洋沿岸部岸部の浅浅い地下水水の水水位低下(井戸涸れれ→数数十cm以上)。
・1946年南海地震と1854年南海地震前に水位低下の報告。
・ただし、水位が上昇していた場合はわからなかった可能性がある。
・広範囲だが出現率低い(10%以下)。
・同じ場所(集落)の中でも水位低下する井戸としない井戸有り。
・海岸近傍の井戸水位は変化せず、離れた井戸の水位が低下した例がある。海岸近傍の井戸水位は変化せず、離れた井戸の水位が低下した例がある。
考えられる原因
・温泉:被圧地下水と考えられ体積歪変化に対して敏感なので、前兆すべりに
よる体積歪変化で定量的にも説明可能よる体積歪変化で定量的にも説明可能。
・浅い地下水の場合:不圧地下水と考えられ体積歪変化に対しては感度低
い。定性的には前兆すべりによる海岸の隆起(数cm程度)で説明可能だが、
定量的には数十定量的には数十cm以上の水位低下は説明できない以上の水位低下は説明できない。出現率の低さも説明出現率の低さも説明
出来ない。
1
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概要2
調査1:地震前の海水位低下の有無。
あったかもしれないがあったかもしれないが、相互に矛盾する報告相互に矛盾する報告。局所的に小規模な津波?局所的に小規模な津波?
調査2:地震前の海岸隆起の有無。
水路要報(1948)から→数十cm以上の隆起があった?
検潮記録から検潮記録から→1010cm程度の隆起があ程度の隆起があった?た?
結論
1と2の結結果→「「広範広範囲だがだが出現率率低い」浅浅い地下水水位の低下を説を説明できなきない。
最大公約数的仮説
・広範囲に地震前に地殻変動が生じた。基本的には小規模だったが、局所的に
は大きい所もあったかもしれない。
・局所的に存在する、(地殻変動を増幅する)地下水位変化メカニズム。このメカ
ニズムには複数説あり。ズムには複数説あり。
対応策
・GPSGPS・海水位(検潮所海水位(検潮所 ・海底津波計)海底津波計) ・歪計歪計 ・傾斜計による地殻変動モニタリン傾斜計による地殻変動モニタリン
グ。
・地下水位を観測して地殻変動データと比較検討し上記メカニズムを探る。
四国・紀伊半島における地下水変化
過去の南海地震と温泉水位・湧出量の低下
道後 湯峯
▼▼ ??
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