4福祉医疗施策.pdfVIP

大阪市・堺市を除く市町村への要請内容と回答 ４．福祉・医療施策 ▲ ４．福祉・医療施策 (1) 地域医療連携体制の構築にあたっては、喫緊の課題でもある救急医療や休日・夜間診療、 小児科医療、産科医療の整備充実に向けた対策を講じること。 また、医師・看護師不足の解消に向け、潜在看護師の活用策や短時間勤務など多様な勤務 体系が導入可能となるような離職防止施策ならびに円滑な職場復帰のための研修制度を構 築するなど、実効性のある対策を講じること。 豊中市 夜間・休日診療や小児救急については、豊中市医師会・豊中市歯科医師会・豊中市薬剤師会等 の医療機関との連携や、二次医療圏を構成する４市２町と連携し、救急医療体制を維持してまい ります。 保健医療従事者の確保等の取り組みにつきましては、国ならびに府において主体的に進められ ており、市長会を通じてこれまでも国・府に要望しておりますが、引き続き要望してまいります。 （健康福祉部） 池田市 救急医療や小児救急をはじめとする小児医療及び周産期医療等４事業については、医療スタッ フの確保を進め、充実に努めてまいります。 医師・看護師不足については、国に継続して抜本的な対策を講じるよう様々な機会を通じて要 望してまいるとともに、昨年度から実施している潜在看護師の復職支援のためのセミナーの継続 実施や昨年10月より導入した短時間勤務の活用等による人材の掘り起こしに努め、医師・看護師 の確保に取り組んでまいります。 （池田病院総務課） 箕面市 休日・夜間を含む救急診療についてはＥＲ（救急総合診療部）を設置し、二次救急医療を担う 地域の中核病院として救急患者の受け入れを行っています。また、医師会との連携で休日診療を 併設するとともに、豊能地域４市２町で豊能広域こども急病センターを設置し、近隣病院と輪番 で後送病院としての役割を担うなど、地域における連携体制に努めています。 小児科・産科をはじめ医師不足は全国的な問題となっており、医師の確保については病院独自 の採用を行うとともに、現在、医師の負担軽減を図る対策に取り組んでいます。また、結婚や出 産で医療現場を離れた医師・看護師の復職対策として、院内保育所の設置とともに、職場復帰に おいてスキルアップ研修を実施しています。 今後も引き続き、医師・看護師の確保に向けた取り組みとともに、地域との連携を含め、良質 で安全な医療提供体制の維持に努めていきたいと考えています。（市立病院事務局経営企画課） 豊能町 救急医療体制については、豊中市・池田市・吹田市・箕面市・能勢町及び本町の４市２町が覚 書を締結し、休日夜間急病診療所等の初期救急医療施設及び救急搬送機関との円滑な連携体制の もと、休日又は夜間における要入院治療の重症救急患者の医療を豊能二次医療圏の病院群が協同 連帯して当番日を決めて確保する方式に参加する医療機関に対し、補助金を交付し救急傷病者の 医療を確保しております。 －199－ 大阪市・堺市を除く市町村への要請内容と回答 ▼ ４．福祉・医療施策 また、子どもの休日夜間の急病についても豊能広域こども急病センターを設置し、前記４市２ 町が協定を結び、当該施設の管理運営に要する経費を応分負担して小児の救急傷病の医療を確保 しております。 能勢町 救急医療や休日・夜間診療につきましては、豊能二次医療圏の４市２町（豊中市・吹田市・池 田市・箕面市・豊能町・能勢町）において、休日夜間急病診療所等の初期救急医療施設及び救急 搬送機関との円滑な連携のもとに、入院治療を必要とする重症救急患者の医療を医療圏の病院群 が共同連帯して当番日を決め確保する方式に参加する医療機関に対し、補助金を交付し、救急傷 病者の医療を確保しております。ま