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富岡市環境基本計画 平成19年 11月 富 岡 市 目 次 計画の体系1 Ⅰ．基本構想 １．計画策定の背景と趣旨3 ２．富岡市の概況と環境の将来像4 ３．基本理念5 ４．計画の位置づけ6 ５．計画の対象6 ６．計画の期間6 Ⅱ．基本施策 １．豊かで特色ある自然と歴史文化環境を守り・育み・活かす7 ２．循環型の暮らしと経済のシステムを創る15 ３．安心で安全な生活を構築する21 ４．豊富な人材の環を結び、市民が主体の環境行動を起こす30 Ⅲ．重点項目 １．里山の保全35 ２．生ゴミ等の堆肥化37 ３．水と親しめる水辺環境づくり39 ４．循環型の社会経済システム確立 40 ５．地域エネルギー開発41 Ⅳ．主体別環境配慮指針 １．市民42 ２．事業者48 ３．行政51 Ⅴ．地域別環境配慮指針 １．地域区分58 ２．地域別環境配慮指針59 Ⅵ．計画の推進のために １．庁内推進体制の整備63 ２．市民 ・事業者 ・行政の連携による推進 63 ３．広域的な連携による推進63 計画の体系 1 2 Ⅰ 基本構想 １．計画策定の背景と趣旨 近年、地球の温暖化 やオゾン層の破壊を始めとする地球規模での環境問題が深刻化し ており、人類の生存基盤である地球環境に大きな影響を与えています。私たちの生命や 健康を維持していくためには、身近な生活から国際的なレベルに至るまで、これらの問 題を解決するための幅広い取り組みが必要となっています。 このような状況のもと、国においては、平成５年に環境基本法の制定、平成６年に環 境基本計画の策定、平成７年に率先実行計画の策定、そして平成12年には環境基本計画 の見直しをし、持続可能な社会の実現を目指しています。 また、群馬県においても、平成８年に群馬県環境基本条例の制定、平成９年に群馬県 環境基本計画の策定、平成10年に群馬県地球温暖化対策推進計画 （コツコツプラン）の 策定等を行い、更に平成１８年３月に第２次群馬県地球温暖化対策推進計画 （新ＣＯ2 ＣＯ2プラン）を策定しこれに基づいた環境施策を推進しています。 環境問題は人々の生活に深く広く関わりを持っており、国際的かつ日本全体で取り組 むべき問題に加え、それぞれの地域の自然条件・社会条件に応じ、特有の課題を踏まえ た対策が必要となっています。 このような背景のもと、旧市では平成４年に環境宣言を行い、平成11年に環境基本条 例を制定しています。そして、この環境基本条例に基づき、市の環境を保全 ・創造して いくための施策を総合的かつ体系的に示すとともに、これらの施策の推進方策を明らか にする目的をもって、平成１４年３月に環境基本計画を策定いたしました。 平成１８年３月２７日、富岡市と妙義町が合併し、新 「富岡市」が誕生したのに伴い 平成１８年９月に改めて環境宣言を行い、環境基本計画を見直し、豊かな水や緑の自然 環境と共生しながら、本市独特の歴史文化に新しい市民文化を創造 ・発展させ、次の世 代に引き継ぐために新 「富岡市環境基本計画」を策定いたしました。 地球温暖化：二酸化炭素、メタン、フロンなど温室効果ガスの排出量が増加することにより、地球全体の平均気温が上昇する 恐れがあると考えられている。 3 ２．富岡市の概況と環境の将来像 本市は、群馬県の南西部に位置し、周囲は安中市、下仁田町、甘楽町、