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岩手県感染症週報 平成15年第29週（7月14日～7月20日） 平成１５年第２９週（７月１４日～７月２０日） 岩手県結核・感染症情報センター 第２９週の概要 １類感染症 ３類感染症 ・患者発生の報告はありませんでした。 ・腸管出血性大腸菌感染症が各地で発生してい ２類感染症 ます。盛岡、北上、水沢地区から計７例の報告 ・患者発生の報告はありませんでした。 がありました。血清型はO157とO26で、ほとん ４類感染症（全数把握対象疾患） どが散発例ですが、家族内感染例もあります。 ・患者発生の報告はありませんでした。 ４類感染症（定点把握対象疾患） ・手足口病は北上、水沢地区で増加しています。定点当たり患者数はそれぞれ 13.0、12.0 であり、警 報値（定点当たり患者数5.0）を大幅に超えています。 ・咽頭結膜熱は先週から警報値（定点当たり患者数1.0）を超えている北上地区のほか、盛岡、花巻地 区からも患者発生の報告がありました。 ・流行性角結膜炎は水沢地区で前週からさらに増加し、定点当たり患者数が8.0となりました。 ・ヘルパンギーナは県央地区で患者数が増加しています。 最近の注目疾患 （定点あたり患者数の過去５週の動き） （疾患によって目盛りのスケールが違うことに注意） 手足口病 ヘルパンギーナ 咽頭結膜熱 5 10 1 岩手県 岩手県 岩手県 4 全国 8 全国 0.8 全国 3 6 0.6 2 4 0.4 1 2 0.2 0 0 0 25 26 27 28 29 25 26 27 28 29 25 26 27 28 29 マイコプラズマ肺炎 麻疹（成人麻疹を除く） 流行性角結膜炎 2.5 0.5 2.5 岩手県 岩手県 岩手県 2 全国 0.4 全国 2 全国 1.5 0.3 1.5 1 0.2 1 0.5 0.1 0.5 0 0 0 25 26 27 28 29 25 26 27 28 29 25 26 27 28 29 岩手県結核・感染症情報センタ