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ＩＳＳＮ １３４９－９８７４ 北海道地域福祉研究 ２０１４年 （第18巻） 北海 道地域福祉 学会 目 次 論 文 １．戦後日本の障害幼児支援における北海道「マザーズ・ホーム」の展開過程の特質 ―肢体不自由児教育・福祉、言語障害児教育とのつながりを踏まえて― ・・・・・・・・・・・・・・・ １ 田中 謙 （山梨県立大学人間福祉学部） ２．高齢者・障害者の屋外移動支援のための福祉有償運送制度の現状と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・１３ 棚橋 嘉美 (北海道科学大学保健医療学部) 難波 志帆 (北海道科学大学保健医療学部) 鴨志田 麻実子 (特定医療法人平成会 平成会病院) ３．移動能力が高い地域高齢者の閉じこもりに関連する要因 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・２６ 水口 和香子 （旭川市末広・東鷹栖地域包括支援センター） 藤井 智子 （旭川医科大学医学部） ４．認知症の家族介護における社会福祉専門職の支援に関する一考察 －北海道認知症の人を支える家族の会会員への調査から－ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・３８ 黒澤 直子 （北翔大学生涯スポーツ学部） ５．在宅脳卒中患者における日常生活動作能力の現状と対策について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４６ 難波 志帆 （北海道科学大学保健医療学部） 棚橋 嘉美 （北海道科学大学保健医療学部） 鴨志田 麻実子 （特定医療法人平成会 平成会病院） ６．生活支援に関する複合拠点としての地域食堂の可能性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５３ 杉岡 直人 （北星学園大学社会福祉学部） 畠山 明子 （北星学園大学社会福祉学部 非常勤講師） ７．コープくらしの助け合いの会の組織論的考察 －生活協同組合の理念と生活支援サービスの関わり－ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・６３ 畠山 明子 （北星学園大学社会福祉学部 非常勤講師） 杉岡 直人 （北星学園大学社会福祉学部） 実践レポート １．色彩とハンドケアを活用した明日の地域を支える人材づくり －地域コミュニティの活性化支援事業の実戦－ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・７３ 外崎 由香 （一般社団法人彩メイクケア協会） 篠原 辰二 （一般社団法人ＷｅｌｌｂｅＤｅｓｉｇｎ） ２．苫小牧市社会福祉協議会権利擁護支援センターの取り組み －日常生活自立支援事業から考える社協活動－ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・８７ 櫻井 宏樹 （社会福祉法人苫小牧市社会福祉協議会 権利擁護支援センター） 北海道地域福祉研究 第18 巻 論文 戦後日本の障害幼児支援における北海道 「マザーズ ・ホーム」の展開過程の特質 ― 肢体不自由児教育 ・福祉、言語障害児教育とのつながりを踏まえて ― 田中 謙 （山梨県立大学人間福祉学部） 要旨 本研究は戦後日本における障害乳幼児支援の展開過程を明らかにする作業の一環として、北海道を事例に マザーズ・ホームがどのように展開されてきたのか、その特質を肢体不自由児教育・福祉、言語障害児教育との つながりを踏まえながら明らかにすることを目的とした。 その結果、北海道では障害乳幼児への通園形態による支援として、1960 年代にポリオ罹患の肢体不自由児 を対象としたマザーズ・ホーム