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进学指导重点校取组状况报告
進学指導重点校の取組状況報告
- 全都立学校の進学指導の向上に向けて -
平成18年4月
都立学校経営支援委員会
は じ め に
東京都教育委員会は、生徒の能力 ・適性、興味・関心、進路希望などが多様化し
ている実態を踏まえ、一人一人の生徒を大切にするとともに、豊かな個性や創造性
を育成し、生徒の進路希望や学習希望等に応じた教育を行うため、特色ある学校づ
くりを推進してきました。
平成13年9月に、日比谷高校、戸山高校、西高校、八王子東高校の都立高校4
校を進学指導重点校に指定し、さらに、平成14年9月に、青山高校、立川高校、
国立高校の都立高校3校を進学指導重点準備校、平成15年11月に進学指導重点
校に指定しました。7校では、この間、生徒の進学希望を踏まえた指導内容及び指
導方法の工夫改善を図り、生徒の進路希望を実現できるよう組織的で計画的な進学
指導を推進するとともに、実践的な研究開発を行い、着実に実績を挙げているとこ
ろです。
本報告書は、平成15年11月に進学指導重点校に指定した青山高校、立川高校、
国立高校の都立高校3校の取組状況及びその実績を中心に、平成13年9月に進学
指導重点校に指定した日比谷高校、戸山高校、西高校、八王子東高校の都立高校4
校の今年度の取組及び実績も含めてまとめたものです。
上記7校の平成18年度の大学入試合格実績について一例を挙げると、青山高校、
立川高校、国立高校3校の国公立大学の現役合格者数は、進学指導重点準備校に指
定する以前の平成12年度から平成17年度までの過去6ヵ年の平均148.5名
に対して216名であり、増加率は45.5%に達しました。
また、日比谷高校、戸山高校、西高校、八王子東高校4校の東京大学、東京工業
大学、一橋大学、京都大学、国公立大学医学部医学科の現役合格者数は、進学指導
重点校に指定する以前の平成12年度から平成16年度までの過去5ヵ年の平均
60.6名に対して95名であり、増加率は56.8%に達しました。
平成18年3月の卒業生は、平成15年度入学者選抜で学区が廃止されて初めて
入学してきた生徒です。学区が撤廃されたことに伴い、各学校では、育てたい生徒
像を明確にして、学校の特色化をさらに進めるとともに、希望して入学してきた生
徒の進路希望先や学力の実態把握に努めるなど生徒の自己実現に向けた指導体制を
充実させてきました。
このような進学指導重点校の指導方法の改善などの成果について、他の都立学校
にも広く提供することにより、都立学校における進学対策全般のレベルアップを図
ってまいります。
目 次
はじめに(都立高校の復権に向けて)
第1章 進学指導重点校7校の取組の成果と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
1 進学指導重点校指定の経緯と意義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
(1) 進学指導重点校指定の経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2) 進学指導重点校指定の意義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2 進学指導重点校の大学合格の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1) 東京大学、東京工業大学、一橋大学、京都大学、国公立大学医学部医学科の現役合格者数・・ 2
(2) 東京大学の現役合格者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(3) 国公立大学
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