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食产业学部

第 6 部 補論 食産業学部 1.食産業学部の理念・目的等 (1)学部の理念・目的等に関する目標 目標:学部の目的・目標等を設定し、その浸透・普及をはかる。 目標の説明:食産業学部は、宮城県農業短期大学を拡大改組したものであり、「宮 城大学食産業学部設置準備委員会」(平成14年)を経て平成17年4月に、宮城大学 の第3 の学部として発足した。 (2)自己点検評価(経過) 設置申請時の理念・目的等は以下の通りである。 理 念 宮城県では「農のみやぎ」から「食と農のみやぎ」へ、さらに「富県政策」へと発 想を転換させており、食に関連する産業では生産から消費に至る一連の過程を「食産 業」として総合的に捉えながら、「食」の安全・安心や環境にも配慮する教育・研究機 関として、平成17年4月に食産業学部は発足した。 食産業学部は、宮城大学全体の基本理念を基盤にして、宮城県や東北だけに留まら ず、日本と世界の食料、農業、農村を取り巻く環境を踏まえて、循環型社会の形成や 環境への配慮を念頭に、食材の生産から加工、流通、消費に至る一連の過程について 総合的な教育研究を行い、地域社会と地域産業の発展に貢献することを目指している。 目 的 宮城大学の教育の基本理念である「高度な実学」の観点から、学生に単に与えられ た仕事を成し遂げるための知識を学習させるだけではなく、新しい時代に対応できる 洞察力と行動力獲得を目指した教育を行う。 食産業学部は、この「高度な実学」の考えを基盤にして、食材の生産から加工、流 通、消費に至る一連の過程や、「食」を支える多様な環境について総合的な教育・研究 を行い、「食」に関して幅広い知識と実践力を持つ人材を育成し、地域社会と地域産業 の発展に貢献することを目的とする。 教育目標 食材生産、食品・飲料の製造・流通・消費に関わる産業、並びに「食」を支える多 様な環境について、幅広い科学的知識と技術を持ち、ビジネスマインドに溢れる人材 を育成するため、以下の3点を目標とした教育・研究を展開する。 ① 食と農のビジネス 食と農及び食産業をとりまく環境を、ビジネスの視点で捉えることのできる人材 を育成する。 ② 食と地域の未来を創造 307 周囲のマーケットに受け入れられる、新しい「食」や新しい地域づくりを担える 技術を習得させる。 ③ 食の安全・安心 消費者が求める食の安全・安心・安定を重視した具体的で実効のある教育・研究 を実施する。 (3)目標の達成状況 創設後まだ1年ほどが経過した段階に過ぎず、一方では教育・研究に関わる施設等 の整備状況も平成19年3月に完成予定という、創設過程の後半の段階に差し掛かっ ている状態である。したがって、目標の達成状況というよりも進捗状況という観点か らの記述とならざるを得ないが、時間的並びに教育面でのハード部分を含む空間的制 約の下で、日常的な教育面でのソフト部分を中心に関係する教員が一丸となって、上 記の目標に向かって努力しており、部分的ながらその“手応え”が感じられるまでに 至っている。 また一方では、宮城県内と周辺地域の高等学校と「食」関連産業界から見た当学部 に対する認知状況に、まだ大幅な努力の余地が残されている。さらには、入学した学 生の食産業と「食」に対する意識や価値・存在観などに、教員群の持つそれとの間に は温度差が感じられる。今後はこれら内外の重要かつ緊急な問題を対象にして、その 1つ1つを同時並行的に、また、可及的な早期解決のための努力を目下重ねていると ころである。 具体的な対応策としては、 ① 学生の現場見学と実習(インターンシップ)など 最大限の機会を利用して、学生を関連する最先端の産業現場に引率して見学実習 を重ねており、リアルな現場見学や直接参加する実習などを通じて、個別専門領域 の産業イメージを学生に形成させる努力を続けている。 ② 教員の高校と企業への訪問 ほぼ全ての教員が分担して県内と周辺の高校を訪問し、食産業の将来性や社会の 中での意味・役割等の説明を行い、理解を深めてきた。そして、インターンシップ の実践と学生の就職を念頭にして、関連する食産業界の企業と団体等への訪問を具 体的に検討している。

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